こんにちは!くまさんです。お元気ですか?
今回は日本一の温泉県である大分県を紹介します。
あなたはいくつ知っていますか?
稲積水中鍾乳洞 – 地下の神秘世界
稲積水中鍾乳洞は、大分県豊後大野市に位置し、日本最大級の水中鍾乳洞として知られています。
この洞窟は約3億年前の古生代に形成され、約30万年前の阿蘇火山の大噴火によって水没し、現在の姿になりました。
洞内には水中鍾乳石や珊瑚石、ベルホール、ヘリクタイトなど、多くの珍しい地質学的特徴が見られます。
洞窟内は一年中16℃という快適な温度を保っており、夏の避暑地としても人気です。
訪れる人々は、神秘的な鍾乳洞の美しさに癒されると言われています。
また、施設内には美しい川が隣接しており、そこではホタルを見ることができる「いなづみ白山川キャンプ村」もあります。
稲積水中鍾乳洞では、歩いて洞窟を探索することができ、その神秘的な洞口内を体験することが可能です。
さらに、洞窟から川に向かう150メートルの区間では、自然の造形を楽しむことができ、スノーケリングやスキューバダイビングも楽しめます(要予約)。
また、テントサウナも利用可能で、サウナの後は鍾乳洞水風呂に浸かってリフレッシュすることができます。
この地には、大分県で一番高い高さ22メートルの稲積昇龍観音菩薩立像もあります。
この大観音像は、稲積水中鍾乳洞の兼光世治社長の宿願で建立され、世の平穏と地域住民の無事息災を祈り、参拝者の救済を願って建てられました。
稲積水中鍾乳洞は、その地質学的な特徴、快適な温度、美しい自然環境、そして文化的な価値を持つ観音像など、多くの魅力を持つ場所です。
自然の神秘と人間の信仰が交わるこの地は、訪れる人々に特別な体験を提供します。
別府海地獄 – 地獄谷の驚異
別府海地獄は、大分県別府市にある、鮮やかなコバルトブルーの温泉で有名な観光地です。
約1200年前、貞観九年の鶴見岳の噴火と共に形成されたこの温泉は、水面が海のように見えることから「海地獄」と名付けられました。
泉温は約98度と非常に高く、泉脈の深さは200メートル以上と言われています。
この青い水の色は、温泉成分に含まれる「硫酸鉄」によるものです。
海地獄は、木々や花に囲まれた庭園の中に位置しており、四季折々の色とりどりの景色を楽しむことができます。
この地獄谷は、その神秘的な美しさと自然の力強さを感じさせる場所として、多くの観光客に愛されています。
また、海地獄では、夜間のライトアップやプロジェクションマッピングを用いたイベントも開催されており、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
2022年には「地獄温泉ミュージアム」がオープンし、温泉の歴史や文化について学ぶことができるようになりました。
別府海地獄は、その独特な景観と文化的価値で、訪れる人々に特別な体験を提供する場所です。
自然の驚異と人間の営みが交わるこの地は、別府観光のハイライトとして欠かせない存在です。
ハーモニーランド – 家族の笑顔が集まる場所
ハーモニーランドは、大分県速見郡日出町にあるサンリオキャラクターパークです。
このテーマパークは、ハローキティやマイメロディ、キキララなど、多くの人々に愛されているサンリオのキャラクターたちに会える場所として知られています。
パーク内では、様々なアトラクションやライブショーが楽しめます。
特に、キャラクターたちとのグリーティングや、彼らが登場するパレードは子供たちに大人気です。
また、季節ごとに異なるイベントが開催され、クリスマスやハロウィンなどの特別な日には、パーク全体が華やかな装飾で彩られます。
ハーモニーランドは、家族連れに特におすすめのスポットです。
子供たちはもちろん、大人もサンリオキャラクターたちとのふれあいを通じて、日常を忘れるような楽しい時間を過ごすことができます。
また、パーク内にはレストランやカフェがあり、食事や休憩も楽しむことができます。
このテーマパークは、サンリオキャラクターたちの魅力を存分に感じられる場所であり、訪れる人々に夢と笑顔を提供しています。
家族や友人との素敵な思い出作りに、ハーモニーランドは最適な選択と言えるでしょう。
金鱗湖 – 静寂の中の輝き
金鱗湖は、大分県由布市に位置する、自然の美しさが際立つ湖です。
JR由布院駅から伸びる目抜き通りを歩いていくと、突如として広がるこの美しい風景に出会えます。
湖底から湧き出る水に加え、周囲から流れ込む湧水や温泉のおかげで、水量が豊富であり、その美しさは訪れる人々を魅了します。
特に冬の寒い朝には、湖面から湯気が立ち上がり、神秘的な光景を見ることができます。
由布院は盆地に位置しており、秋から冬にかけて朝霧が発生することが多いのですが、金鱗湖から立ち上る湯気は、まるでその霧の源のような不思議な感覚を与えてくれます。
金鱗湖自体は1周約400メートルとこじんまりとしており、のんびりと周りを散策するのに最適です。
湖の水が川につながって流れていく様子をたどりながら歩くのも、一つの楽しみ方です。
また、駐車場が設けられているため、車でのアクセスも可能ですが、道が狭い箇所があるため注意が必要です。
金鱗湖は、その静寂な美しさと自然の神秘に満ちた場所として、多くの観光客に愛されています。
四季折々の風景を楽しむことができ、特に冬の朝の湯気は、訪れる人々に忘れられない印象を与えるでしょう。
旧豊後森機関庫 – 歴史を感じる旅
旧豊後森機関庫は、大分県玖珠町にある歴史的な鉄道施設です。
この機関庫は、昭和9年(1934年)に建設され、久大線の重要な拠点として機能していました。
機関庫は、鉄筋コンクリート造りの扇形構造で、12台の車両を収容することができました。
また、直径18.5メートルの転車台も特徴的で、機関車を車庫に導くために使用されていました。
この機関庫は、昭和20年(1945年)に米軍機の機銃掃射を受けた歴史も持ち、その跡が今も残っています。
昭和45年(1970年)の久大線の無煙化に伴い、蒸気機関車が姿を消し、翌年には機関区が廃止されました。
現在は、線路が撤去され、扇型機関庫と転車台のみが残っています。
機関庫には、蒸気機関車9600型29612号が展示されており、「キューロク」という愛称で親しまれています。
この機関車は、大正8年(1919年)に製造され、長崎本線や唐津線で55年間活躍しました。
特に、長崎に原子爆弾が投下された際には、多くの人々や被災者を運ぶなど、重要な役割を果たしました。
旧豊後森機関庫は、現在、九州で唯一残る扇形機関庫として、その歴史的価値を後世に伝えるために保存されています。
訪れる人々には、日本の鉄道史の一端を感じることができる貴重な場所です。
杵築の町並み – 時代劇に出てきそうな風情
杵築の町並みは、日本で唯一と言われる「サンドイッチ型城下町」として知られています。
このユニークな構造は、杵築城を中心に南北の高台に武士の屋敷があり、その間の谷あいで商人たちが暮らしていたことに由来します。
塩屋の坂と酢屋の坂は、この特徴的な地形を形成しており、歴史的な景観としても価値が高いです。
この町には、中根邸や一松邸などの重要な歴史的建造物があります。
中根邸は、杵築藩の家老であった中根氏の隠居宅で、茶の湯の文化が広く浸透していた当時の様子を伝えています。
一方、一松邸は、法曹界や政界で活躍した一松定吉氏の邸宅で、現在は市民の憩いの場として公開されています。
また、杵築城下町資料館では、城下町の歴史や文化について学ぶことができます。
江戸時代の町並みを再現した立体模型や、藩主の歴史、地名の由来などが展示されており、杵築の町がいかに江戸の姿をとどめているかを実感できます。
飴屋の坂は、その美しい「くの字」型のカーブと白い石畳で知られています。
雨夜には石畳が白く浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
この坂は、杵築の町並みの中でも特に魅力的なスポットの一つです。
杵築の町並みは、その歴史的価値と美しい景観で、訪れる人々に江戸時代の雰囲気を色濃く感じさせる場所です。
歴史に興味がある方はもちろん、日本の伝統的な町並みを楽しみたい方にもおすすめの観光地です。
原尻の滝 – 自然の造形美
原尻の滝は、大分県豊後大野市に位置し、「東洋のナイアガラ」とも称される壮大な滝です。
この滝は、幅120メートル、高さ20メートルという迫力のあるサイズで、「日本の滝百選」にも選ばれています。
また、おおいた豊後大野ジオパークに認定されており、大分県百景の一つとしても知られています。
原尻の滝は、平野部に位置しているため、アクセスが容易で、訪れる人々に気軽な自然体験を提供しています。
滝の周囲は散策路が整備されており、吊り橋「滝見橋」を渡ることで、滝の雄大な姿を間近で眺めることができます。
滝壺へと降りる階段もあり、滝の迫力をより身近に感じることが可能です。
この地域では、原尻の滝を中心とした様々なイベントや祭りが開催され、地元の文化や伝統を体験する機会も豊富にあります。
また、周辺にはレストランやお土産店も充実しており、地元の特産品を楽しむこともできます。
原尻の滝は、その自然の造形美とともに、地域の文化や歴史を感じることができる貴重な観光地です。
自然の力強さと美しさを間近で体験したい方には、特におすすめのスポットです。
龍門の滝 – 水のアート
龍門の滝は、大分県玖珠郡九重町松木に位置し、筑紫溶岩台地が削られてできた落差26メートル、幅40メートルの豪快な二段落としの滝です。
この滝は、鎌倉時代に南宋から来日し、臨済宗を広めた蘭渓道隆が、この地に立ち寄り、河南府の竜門の滝に似ていることから名付けられたと伝えられています。
新緑や紅葉の名所としても知られており、四季を通じてその美しさを楽しむことができます。
龍門の滝は、自然のアートとしての美しさを持ち、訪れる人々に感動を与えます。
滝の周囲は豊かな自然に囲まれており、散策やハイキングにも最適です。
特に秋の紅葉シーズンには、滝の水しぶきと紅葉が織りなす景色が圧巻で、多くの観光客や写真愛好家を魅了します。
また、龍門の滝は、地元の文化や歴史にも深く関わっています。
滝の名前の由来となった蘭渓道隆の伝説や、滝が持つ自然の力強さは、地域の人々にとっても大切な存在です。
滝の周辺には、地元の食事処やお土産店もあり、地元の味覚や特産品を楽しむこともできます。
龍門の滝は、その壮大な自然の造形美と歴史的背景を持ち、訪れる人々に特別な体験を提供する観光地です。
自然の美しさと歴史の深さを感じたい方には、特におすすめのスポットと言えるでしょう。
宇佐神宮 – 神聖なる場所
宇佐神宮は、大分県宇佐市に位置する、全国に約4万社ある八幡様の総本宮です。
祭神として八幡大神(応神天皇)、比売大神、神功皇后をお祀りしており、神亀2年(725年)に創建されたと伝えられています。
皇室にとっても伊勢の神宮に次ぐ第二の宗廟(そうびょう)として崇敬され、一般の人々にも鎮守の神として古来より広く親しまれてきました。
宇佐神宮は、その歴史的重要性と神聖な雰囲気で知られています。
厄除け、病気平癒、初宮参り、入試合格、商売繁盛、結婚式など、様々な祈願祭が行われており、多くの参拝者が訪れます。
また、宇佐神宮へのアクセスは容易で、周辺地図やアクセス方法も充実しています。
宇佐神宮の敷地内には、宝物館や表参道商店街などもあり、参拝の際には地元の特産品や文化に触れることができます。
神聖な雰囲気の中で、日本の伝統と文化を感じることができる場所として、宇佐神宮は特別な存在です。
歴史を感じる神社として、また心を落ち着かせる場所として、多くの人々に愛されています。
大分県立美術館 – 芸術の融合
大分県立美術館(OPAM)は、「出会いと五感のミュージアム」として知られ、大分ゆかりの作家の作品を中心にしたコレクション展示や、国際的な視野を持った自主企画展を開催しています。
さまざまなワークショップやレクチャーも定期的に行われており、芸術と文化の融合の場として、訪れる人々に新たな発見と感動を提供しています。
この美術館は、地元の芸術家だけでなく、国内外の著名な作家の作品も展示しており、多様な芸術作品を通じて、訪れる人々に豊かな芸術体験を提供しています。
また、美術館内には、ショップやカフェもあり、芸術作品を鑑賞した後に、くつろぎの時間を過ごすこともできます。
大分県立美術館は、芸術の鑑賞だけでなく、芸術に触れる様々な体験を提供することで、訪れる人々にとって特別な場所となっています。
芸術と文化の融合を感じたい方、新しい芸術体験を求める方にとって、大分県立美術館はおすすめのスポットです。
出会橋 – 恋人たちの聖地
出会橋は、豊後大野市清川町平石に位置し、奥岳川に架かるアーチ式の石橋です。
この橋は大正13年に建設され、その径間(アーチの幅)は29.3mで、日本で第二位の長さを誇ります。
一方、近接する轟橋は、昭和9年に森林鉄道の橋として建設された2連の橋で、その広いほうの径間が32.1mと日本一の長さを持っています。
出会橋と轟橋の周辺は、阿蘇火砕流の溶結凝灰岩からなる柱状節理が見られる自然豊かなエリアで、自然が作り出した造形美と人の手による造形美の両方を楽しむことができる場所です。
この地域は、自然の美しさと歴史的な橋の存在により、訪れる人々に特別な体験を提供しています。
出会橋は、その美しい景観と歴史的な価値から、恋人たちや写真愛好家に人気のスポットとなっています。
橋の周辺には、散策路や展望スポットも整備されており、自然と歴史を感じながらのんびりとした時間を過ごすことができます。
恋人たちの聖地としても知られ、訪れる人々にとって特別な思い出を作る場所となっています。
九重夢大吊橋 – 空中散歩のスリル
九重“夢”大吊橋は、2006年10月30日にオープンした、長さ390m、高さ173m、幅1.5mの歩道専用の吊橋です。
この橋は「日本一の高さ」を誇り、その絶景は訪れる人々を魅了してやみません。
橋のすぐ目前には、「日本の滝百選」にも選ばれた震動の滝・雄滝や雌滝があり、足下には筑後川の源流域を流れる鳴子川渓谷の原生林が広がっています。
四季折々に変わる大自然の景色は、まさに「天空の散歩道」と呼ぶにふさわしい美しさです。
遠くには三俣山や涌蓋山などの雄大なくじゅう連山が横たわり、360度の大パノラマが広がっています。
この絶景は、訪れる人々に忘れがたい体験を提供します。
九重“夢”大吊橋は、その美しい景色とスリル溢れる体験で、家族連れや冒険好きな人々にとって魅力的なスポットです。
橋の周辺には、散策路や展望スポットが整備されており、自然を満喫しながらのんびりとした時間を過ごすことができます。
また、橋を渡る際には、係員が入場券にスタンプを押す観光案内所があり、入場券は復路の時にも必要です。
ペット同伴は不可となっています。
九重“夢”大吊橋は、その壮大な景色と歩くスリルを楽しむことができる、大分県の代表的な観光スポットの一つです。
自然の美しさと冒険心をくすぐるこの場所は、訪れる人々に特別な思い出を提供します。
白水ダム – 巨大な建造物の迫力
白水ダムは、大分県竹田市に位置し、その壮大な姿が訪れる人々を圧倒します。
このダムは、灌漑用水の調整を目的として建設されましたが、その美しさは特筆に値します。
流れ落ちる水が白い衣をまとったかのように見えることから「白水ダム」と通称されています。
正式名称は「白水溜池堰堤水利施設一溝」といい、国の重要文化財にも指定されています。
このダムは、日本一美しいダムとも称され、その美しさは多くの人々を魅了してきました。
2006年には、大分むぎ焼酎二階堂のCMで紹介され、さらにその知名度を高めました。
ダムの周辺には、自然豊かな公園や散策路が整備されており、訪れる人々にリラックスした時間を提供しています。
白水ダムは、竹田市の自然・歴史・文化を象徴するスポットの一つとして、地元住民だけでなく観光客にも愛されています。
その迫力ある姿と、周囲の自然との調和が生み出す美しい景観は、一見の価値があります。
白水ダムを訪れることで、日本の自然と歴史の素晴らしさを改めて感じることができるでしょう。
とり天 – 大分の味覚を楽しむ
とり天は、鶏のモモ肉や胸肉を醤油やニンニクで下味をつけ、天ぷら粉で揚げた料理です。
大分県では昭和の時代からソウルフードとして親しまれています。
特に、別府市や大分市の飲食店で提供されるとり天は、地元の人々に愛されています。
とり天の発祥の地とされる別府市では、老舗のレストラン東洋軒が有名です。
ここでは、九州産の鶏モモ肉を使用し、特製の醤油とニンニク、ゴマ油で味付けされたとり天が提供されています。
揚げたてのとり天は、しっとりとして柔らかく、ジューシーな味わいが特徴です。
地元の醤油店に独自にブレンドしてもらったかぼす酢醤油とからしを添えて食べるのがおすすめです。
また、別府市のグリルみつばでは、伝統の味を守り続けるとり天が楽しめます。
こちらのとり天は、ふわっとした衣で包んで揚げられ、甘めの自家製タレがたっぷりとかけられています。
肉はやわらかくジューシーで、タレの風味と鶏の旨みが口の中に広がります。
大分県を訪れた際には、これらの店舗で本場のとり天をぜひ味わってみてください。
地元の味を堪能することができるでしょう。
まとめ
大分県は、自然の美しさ、歴史、文化、そして美味しい食べ物が溢れる魅力的な場所です。
この記事を読んで、あなたも大分の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。
大分での素敵な思い出作りを、心からお勧めします!