こんにちは！くまさんです。お元気ですか？
今回は出雲大社で有名な島根県を紹介します。
あなたはいくつ知っていますか？
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出雲大社 – 神々の集う地
出雲大社は、縁結びの神・福の神として名高く、大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）を御祭神としています。
広く「だいこくさま」として慕われる大国主大神は、日本全国でお示しになられた様々な御神徳によって、数多くの御神名で称えられています。
出雲大社は、毎年10月に全国の神々が集まるとされる「神在月」として特に有名です。
この時期には、日本中の神々が出雲大社に集い、国の平和や人々の幸福を祈ります。
この伝統は、日本の神話や歴史に深く根ざしており、日本の文化や信仰の中心的な役割を果たしています。
出雲大社の境内は、古式ゆかしい雅やかな雰囲気に包まれています。
特に、大きなしめ縄や荘厳な建築は、日本の伝統と文化の深さを象徴しています。
また、出雲大社では様々な祭典や神事が行われており、それらは日本の伝統的な神道の儀式を今に伝える貴重な機会となっています。
例えば、「凉殿祭」や「大祭礼」などの祭典は、古式ながらに斎行され、参拝者にとっては日本の古い文化や信仰を体験する貴重な機会となっています。
出雲大社の訪問は、単なる観光を超えた体験です。
ここでは、日本の神話や歴史に触れ、自然と調和した環境の中で心の平和を見つけることができます。
神社の静寂な雰囲気は、訪れる人々に深い印象を与え、日本の精神性と文化的な豊かさを感じさせます。
出雲大社は、日本の神道信仰の核心をなす場所であり、その歴史的、文化的価値は計り知れないものがあります。
太皷谷稲成神社 – 自然と調和する神秘の空間
太皷谷稲成神社は、1773年に津和野藩主7代亀井矩貞公によって創建されました。
この神社は、京都の伏見稲荷大社から分霊を勧請し、津和野藩の安穏鎮護と領民の安寧を祈願するために建立されました。
太皷谷稲成神社は、津和野城（三本松城）の鬼門にあたる東北端の太皷谷の峰に位置しており、歴代の藩主によって崇敬されてきました。
明治の版籍奉還まで、この神社は藩主亀井家の祈願所として維持され、藩主以外の参拝は禁止されていましたが、廃藩後は一般庶民も参拝できるようになりました。
大正13年には、北白川宮富子大妃殿下が参拝され、宝物の寄進があったことから宝物殿が設置され、その後養老文庫も設けられました。
昭和30年代に参拝者が激増したことを受け、昭和38年に新社殿建設の奉賛会が結成され、昭和42年には境内地西側の山を切り開いて社殿地を造成しました。
そして、昭和44年12月に新社殿が竣工し、御遷宮が斎行されました。
古い社殿は「元宮」として維持され、御分霊が奉斎されています。
現在、太皷谷稲成神社は日本五大稲荷の一社として数えられ、その御神徳は霊験と共に全国に崇敬景仰されています。
この神社は、願望成就の神様として知られ、多くの参拝者が訪れる神聖な場所です。
太皷谷稲成神社は、その歴史的背景と霊験あらたかな御神徳により、日本の神道信仰において重要な位置を占めています。
立久恵峡 – 壮大な自然のアート
立久恵峡は、出雲市内を流れる神戸川上流に位置する渓谷で、その壮大な景観が「山陰の耶馬渓」とも称されています。
約1kmにわたり、高さ100～200mの奇岩柱石がそそり立つこの地域は、神戸川の浸食や風化によって形成されました。
神亀岩、烏帽子岩、ろうそく岩など、名を持つ見事な奇岩が点在しており、1927年に国の名勝・天然記念物に指定され、1964年には県立自然公園となりました。
立久恵峡には、不老橋と浮嵐橋という2つの橋がかかっており、その間には自然観察モデルコースとして遊歩道が設置されています。
この遊歩道は、渓谷の美しい景観や植物、展望台や五百羅漢、霊光寺など、多くの見どころを備えた自然歩道となっており、1周約1時間の散策が楽しめます。
四季折々の美しさを見せる立久恵峡は、春には渓谷の岩肌に映える山桜、夏には鮮やかな深緑の中での森林浴、秋には色とりどりの紅葉、冬には雪化粧で美しい山水画のような景色を提供します。
これらの美しい景観は、かつて多くの文人墨客を魅了し、今もなお訪れる人々を飽きさせません。
さらに、立久恵峡にはリュウマチや神経痛などに効くとされる良質の温泉が湧き、渓谷沿いに建つ旅館施設で入浴を楽しむことができます。
特に露天風呂からは渓谷の美しい景色を眺めることができ、四季の景色や自然の音を聴きながら贅沢なひとときを過ごせます。
入浴後は、周辺の山々で採れた山菜や名物の鮎料理など、地元の味覚を楽しむことができます。
立久恵峡は、その自然の美しさと歴史的価値、そして温泉という癒しの要素を兼ね備えた、訪れる人々にとって特別な場所です。
自然の中でリフレッシュし、日本の美しい風景を堪能するには最適なスポットと言えるでしょう。
壇鏡の滝 – 隠れた自然の宝石
壇鏡の滝は、島根県隠岐郡隠岐の島町那久に位置する、自然の驚異と美しさを兼ね備えた滝です。
この滝は、屏風を連ねたような岩壁の左右に、高さ50メートルの雄滝と40メートルの雌滝が流れ落ちており、「日本の滝百選・日本名水百選」に選ばれています。
壇鏡の滝の周辺は、マイナスイオンに包まれ、ミストのような水しぶきが訪れる人々の肌にも心地よい感覚を与えます。
また、2つの滝の間には壇鏡神社があり、滝に通ずる参道には、老杉が天を覆うように立ち並び、まるで精霊が宿っているかのような幻想的な景色を作り出しています。
この地域は、貴重なオキサンショウウオが多数生息する自然環境でもあり、自然愛好家や生物学者にとっても重要な場所です。
ただし、2023年3月現在、雄滝の裏側は落石の恐れがあり、立入禁止となっているため、訪問者は安全に注意する必要があります。
壇鏡の滝へのアクセスは、西郷港から車で約40分となっており、訪問者は無料で駐車場を利用することができます。
この滝は、その壮大な自然美と歴史的な価値を持ち、訪れる人々に心の安らぎと自然の驚異を同時に提供する、隠れた自然の宝石と言えるでしょう。
日御碕神社 – 海と歴史が交差する場所
日御碕神社は、出雲市大社町日御碕に位置する、神話に登場する二柱の神様を祀る霊験あらたかな神社です。
朱色の社殿が松林の中に佇み、その美しさはまるで竜宮城のようです。
この神社は、島根半島の西端に位置し、『出雲国風土記』に「美佐伎社」と記される歴史ある神社です。
下の宮「日沉宮（ひしずみのみや）」と上の宮「神の宮」の上下二社からなり、両本社を総称して「日御碕神社」と呼ばれます。
花崗岩の鳥居の奥には朱の楼門があり、松林を背景に荘厳な雰囲気が漂います。
「神の宮」には素盞嗚尊（スサノオノミコト）が祀られており、出雲の国造りをしたスサノオが、根の国（黄泉国）より「吾が神魂はこの柏葉の止まる所に住まん」と柏の葉を投げて占ったところ、柏葉は風に舞いこの神社背後の「隠ヶ丘」に止まったとされています。
その後、スサノオの五世の孫、天葺根命（アメノフキネノミコト）がこの地にスサノオを奉斎したと伝えられています。
下の宮「日沉宮」には、神話の中でスサノオの姉とされる天照大御神（アマテラスオオミカミ）が祀られています。
この「日沉宮」は、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守る」との神勅により祀られたと言われています。
現在の本殿は、江戸幕府3代将軍徳川家光の命により、当時の松江藩主であった京極忠高が1634年に着手し、1644年に松平直政が完成させました。
壁や木の切り口は白色、柱や横木が丹塗りされた社殿は、華やかな桃山時代の面影を残し、上下の二社どちらも拝殿と本殿が続く権現造りです。
両本殿内陣の内壁や天井には、狩野派や土佐派の絵師による密画が描かれ、本殿の「蛙股」を中心とする彫刻は、竜虎をはじめ鶴亀や松竹梅、三猿といった見事な彫刻が施されています。
日御碕神社からは、日本海と緑の松林を背景にした「朱の神殿」が鮮やかに映え、その姿は竜宮城のような佇まいです。
また、海に浮かぶ神域の孤島「経島」は、ウミネコの繁殖地としても有名で、国の天然記念物に指定されています。
この島は日御碕神社の神域として神職以外の一般の立入りは禁止されており、年に一度8月7日の例祭の時のみ、宮司だけがその島に舟で渡ることができます。
日御碕神社は、日本神話に出てくる有名な二柱の神様が鎮座される、厄除けや縁結びをご利益とした霊験あらたかな神社であり、その歴史的、文化的価値は計り知れないものがあります。
松江城 – 時を超えた武士の城
松江城は、全国で現存する12天守のうちの一つであり、国宝に指定されています。
この城は、唯一の正統天守とも言われ、別名「千鳥城」とも呼ばれています。
松江城は、島根県松江市殿町に位置し、江戸時代初期の建築様式を色濃く残す貴重な城郭です。
城の特徴的な構造は、その時代の武士の生活や文化を今に伝える重要な資料となっています。
城内には、当時の武士たちの生活を垣間見ることができる展示物や資料が豊富にあり、歴史愛好家や学生にとって貴重な学習の場となっています。
松江城の天守は、その優美な建築様式と周囲の自然環境との調和が特に注目されています。
城からの眺めは、四季折々の風景を楽しむことができ、特に春の桜の季節や秋の紅葉の時期には多くの観光客で賑わいます。
城の周辺には、散策路や庭園が整備されており、訪れる人々に静かで落ち着いた時間を提供しています。
松江城は、その歴史的価値と美しい景観で知られ、国内外から多くの観光客を引き寄せています。
城の保存と維持には多大な努力が払われており、日本の歴史や文化を守るための重要な役割を果たしています。
松江城を訪れることで、日本の歴史や文化に触れ、時代を超えた武士の城の魅力を体験することができます。
由志園 – 日本庭園の美
由志園は、出雲の国の箱庭として知られる日本庭園で、牡丹と高麗人蔘の里としても有名です。
この庭園は、波静かな中海に浮かぶ大根島に位置し、風光明媚な環境の中で、観光の一助になることを目的に作られました。
由志園は、松平不昧公の茶の湯の文化が息づく雲州出雲の地に、「和」「寂」「趣」「彩」というコンセプトのもとに作庭されました。
八年の歳月をかけて作られたこの庭園は、山陰最大級の池泉回遊式日本庭園で、牡丹、花菖蒲、紅葉、寒牡丹など四季折々の花々と緑に彩られています。
由志園の日本庭園は、出雲地方の豊かな地形を凝縮した箱庭のように、大山を模した築山や名勝地「鬼の舌震」や宍道湖、中海を表現しています。
水の流れは日本海へ至り、弓ヶ浜を表した広大な州浜と美しい白砂青松庭が配されています。
由志園では、牡丹と高麗人蔘の栽培が行われており、日本一の牡丹苗の生産地として知られています。
最高峰の栽培技術を誇り、海外輸出によって世界にその美しさが知られるようになりました。
一年中、満開の牡丹を見ることができ、国内外のアーティストによる様々な演出で牡丹の魅力を伝えています。
また、雲州人蔘は茶人大名松平不昧公による藩の財政再建に貢献した歴史を持ち、現在では日本に3カ所しか残っていない生産地の一つです。
由志園では、高麗人蔘の製品加工の過程をオープンにした工場を併設し、歴史を伝える雲州人蔘ミュージアム、試飲、体験ができるエリアを設けています。
由志園は、その美しい庭園とともに、牡丹や高麗人蔘の栽培という独特の文化を持つ、訪れる人々にとって忘れられない体験を提供する場所です。
出雲の歴史を育んだ八岐大蛇の物語や宍道湖・中海の風景を思い描きながら散策することで、日本庭園の美しさと地域の文化を深く感じることができます。
足立美術館 – 美の極致
足立美術館は、日本庭園と日本画の美を極めた美術館として知られています。
この美術館は、20年連続で日本一に選ばれた庭園を有し、ミシュラングリーンガイドジャポンで三つ星に掲載されています。
美術館の庭園は、四季折々に変化する表情を見せ、訪れる人々に異なる美の体験を提供します。
春には花々が咲き誇り、夏には緑が鮮やかに広がり、秋には紅葉が彩りを添え、冬には純白の雪が舞います。
これらの季節ごとの変化は、庭園の持つ自然の美しさを際立たせています。
足立美術館では、日本画の展示も行われており、収蔵品には多くの名作が含まれています。
美術館では、季節ごとに特別展示を行い、日本画から感じる春夏秋冬をテーマにした展示が訪れる人々を魅了しています。
足立美術館は、その美しい庭園と日本画のコレクションにより、日本の美術と自然の美を同時に体験できる場所として、国内外から多くの訪問者を引き寄せています。
美術館の庭園や展示を通じて、日本の伝統的な美の極致を感じることができるでしょう。
島根県立しまね海洋館アクアス – 海の不思議を体験
島根県立しまね海洋館アクアスは、島根県浜田市と江津市にまたがる島根県立石見海浜公園内にある水族館です。
この水族館は、シロイルカやペンギン、ゴマフアザラシ、カリフォルニアアシカなど、多様な海の生き物たちを展示しており、訪れる人々に海の不思議と美しさを体験させています。
アクアスでは、シロイルカをはじめとする海の生き物たちのパフォーマンスを定期的に開催しており、これらのパフォーマンスは訪問者に大変人気です。
また、季節ごとに様々なイベントが開催され、クリスマスイベントやイカ墨で年賀状を描く体験スクール、サメにエサをあげる体験など、子供から大人まで楽しめるプログラムが豊富に用意されています。
水族館内では、日本海ゾーンや神話の海ゾーン、海底トンネルなど、様々なテーマに沿った展示が行われています。
これらの展示は、海の生き物たちの生態や生息環境をより深く理解するための貴重な機会を提供しています。
アクアスは、海の生き物に触れられる場所として、また大切な環境を支える施設として、地域社会に貢献しています。
水族館での体験を通じて、訪問者は海の生き物たちとのふれあいを楽しみながら、海洋環境の大切さについても学ぶことができます。
出雲そば – 島根の味を堪能
出雲そばは、出雲地方を代表する食文化であり、その特徴は一般的なそばと比べて見た目が黒っぽいことです。
出雲そばの製法は「挽きぐるみ」と呼ばれ、玄そば（殻のついたそばの実）をそのまま挽き込む方法で作られます。
これにより、色は黒っぽくなりますが、栄養価と香りが高く、風味と食感の良いそばが出来上がります。
出雲地方には数多くのそば店があり、同じ出雲そばでも店それぞれに違いやこだわりがあります。
郷土色豊かな出雲そばの食べ歩きや、店ごとのそばつゆの違いを比べるのも、出雲の旅の楽しみ方の一つです。
出雲そばは食べ方にも大きな特徴があり、冷たい「割子そば」と温かい「釜揚げそば」があります。
割子そばは、三段に重なった赤くて丸い器に盛られ、つゆをかけて食べます。
この食べ方は、江戸時代の城下町松江で発祥したとされ、当時の食文化が今に引き継がれています。
一方、釜揚げそばは出雲大社をはじめとした神社周辺が発祥といわれ、旧暦の10月の「神在祭」の際に神社の周りの屋台で振舞われていたそばです。
通常、そばは茹でた後に水洗いをしますが、釜揚げそばは茹でたそばをそのまま器に盛り、とろみのあるそば湯を入れ、つゆや薬味をかけて食べます。
出雲そばは、その独特の製法と食べ方により、日本全国にその名を知られています。
出雲地方を訪れる際には、この地域独特のそば文化を体験することをおすすめします。
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まとめ
島根県は、自然の美しさと歴史的な魅力が溢れる場所です。
この記事を通じて、あなたも島根の魅力に触れ、実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。
歴史と自然の調和が生み出す、心の癒しを体験してください。
