こんにちは!くまさんです。お元気ですか?
今回はびわの生産量日本一を誇っている長崎県を紹介します。
あなたはいくつ知っていますか?
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雲仙地獄 – 地球の力強さを感じる場所
雲仙地獄は、その名の通り、地獄のような強烈な印象を与える場所です。
この地域は、温泉の噴気に包まれ、白い土(温泉余土)に覆われています。
ここでは、至る所から高温の温泉と噴気が激しく噴出し、強い硫黄臭が漂います。
この独特な風景は、まさに地球の力強さを感じさせる場所と言えるでしょう。
雲仙地獄の特徴的な体験の一つに、温泉で蒸した卵を食べることがあります。
この卵は、「1個食べたら1年長生き、2個食べたら2年長生き、3個食べたら死ぬまで長生き」という口伝えがあり、秋の繁忙期には1日に2,000個以上売れるほどの人気商品です。
価格は2個で200円、5個で400円、また4個入りのお土産パックも400円で販売されています。
さらに、温泉レモネードや雲仙美人フェイスマスクなどのユニークな商品もあります。
この地域は年中無休で、開放時間は10:00から17:00までです。
悪天候の場合は臨時休業することもあるため、訪問を計画する際は事前に確認することをお勧めします。
雲仙地獄は、その壮大な自然の力と、独特の文化体験を提供する場所として、長崎観光の際にはぜひ訪れてみる価値のあるスポットです。
軍艦島 – 廃墟の美学を見る
軍艦島(Gunkanjima)は、長崎県長崎市に位置し、その独特な歴史と風景で知られています。
この島はかつて石炭採掘のための施設として栄え、多くの労働者が暮らしていました。
しかし、石炭産業の衰退に伴い、1974年には完全に無人島となりました。
現在、島はそのユニークな廃墟の風景で知られ、多くの観光客を惹きつけています。
軍艦島へのアクセスは、専門のツアー会社によって提供されています。
これらのツアーは通常、長崎市内から出発し、島への船旅を含んでいます。
訪問者は、島の周囲を船で周遊し、島の西側のアパート群や軍艦島の全景を写真撮影する機会があります。
また、島内には第1見学所から第3見学所までの散策コースがあり、ガイドの案内に従いながら歩くことができます。
軍艦島のツアーは、軍艦島デジタルミュージアムでの見学を含むことが多く、ここでは島の歴史や文化について学ぶことができます。
また、ツアーには様々なプランがあり、スタンダードプランからより豪華なプレミアムやスーパープレミアムプランまで選択可能です。
これらのプランには、ミュージアムの見学や特定の座席の指定、オリジナルのお土産などが含まれています。
軍艦島は、その独特な歴史と廃墟の美しさで、長崎観光のハイライトの一つとなっています。
無人島となってから長い年月を経て、自然による風化と人間の手による建築の融合が、訪れる人々に強い印象を与えています。
グラバー園 – 異国情緒あふれる歴史の散策
グラバー園は、長崎市南山手町に位置し、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つです。
この美しい庭園は、スコットランド出身の貿易商人、トーマス・ブレーク・グラバーの旧邸宅を中心に、国指定重要文化財である旧リンガー住宅や旧オルト住宅など、長崎市内に点在していた明治期の洋館を移築し復元したものです。
訪れる人々は、居留地時代の面影を残す石畳や石段、日本風の屋根瓦に覆われた洋風建築を通じて、異国情緒あふれる歴史の散策を楽しむことができます。
また、園内は四季折々の花々で彩られ、どこを切り取っても絵になる美しい空間が広がっています。
長崎市のランドマークである稲佐山を背景に、長崎港を一望できる絶好のロケーションも魅力の一つです。
グラバー園では、レトロドレスでの写真撮影や、歴史観光ガイドによる無料案内ツアーなど、様々な体験が提供されています。
また、長崎伝統芸能館では、長崎くんちに奉納される曳物や傘鉾などの展示もあり、長崎の文化に触れることができます。
園内には、明治レトロを感じる洋館の喫茶室や、花と緑に囲まれたオープンカフェもあり、訪問者はくつろぎのひと時を過ごすことができます。
グラバー園は、その歴史的価値と美しい景観で、長崎観光の際に訪れるべきスポットの一つです。
異国情緒あふれるこの場所は、日本の近代化に多大な影響を与えた歴史を感じさせるとともに、訪れる人々に特別な体験を提供します。
大浦天主堂 – 日本キリスト教の歴史を感じる
大浦天主堂は、正式には「日本二十六聖殉教者聖堂」と呼ばれ、長崎市の重要な歴史的建造物です。
この教会は、1597年2月5日に長崎・西坂で処刑された日本二十六聖人を記念して建てられました。
教会の創建は、1863年にフランスの宣教師であるフューレ神父とプティジャン神父によって始まりました。
彼らは、外国人居留地に隣接する現在の土地を手に入れ、まずは司祭館の建設から始めました。
教会の設計は、フューレ神父とプティジャン神父によるもので、日本人の大工たちが建設を担当しました。
当時の日本には洋風建築の技術や知識がほとんどなかったため、大浦天主堂は日本における教会建築史上初の施工例とされています。
教会は、リブ・ヴォールト天井や尖塔アーチ形の窓など、ヨーロッパの教会建築の特徴を取り入れた設計となっています。
大浦天主堂は、宗教的な巡礼地であるだけでなく、日本キリスト教の歴史を知る上でも重要な場所です。
教会は、日本二十六聖人の殉教地を記念し、彼らの犠牲と信仰の歴史を伝えています。
また、教会の敷地内には信心道具を販売する店もあり、訪問者はキリスト教関連のグッズを購入することができます。
この教会は、長崎を訪れる際にはぜひ訪れてほしいスポットの一つであり、その美しい建築と歴史的重要性から、多くの観光客や巡礼者に愛されています。
頭ヶ島天主堂 – 美しい海に囲まれた祈りの場
頭ヶ島天主堂は、新上五島町に位置し、2018年に世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一部として登録されました。
この天主堂は、1910年に鉄川与助の設計施工によって着工され、近くの石を切り出して建設され、1919年に完成しました。
頭ヶ島自体は、かつてほぼ全ての住民がキリシタンであったと伝えられています。
迫害が厳しくなった時期には、信徒たちは牢から逃れて島を離れましたが、禁教令が解かれた後、この地に戻ってきました。
この歴史的背景は、頭ヶ島天主堂の存在意義と深く結びついています。
この石造りの天主堂は、その歴史的価値だけでなく、美しい海に囲まれた立地も魅力の一つです。
訪れる人々は、祈りの場としての静けさと、周囲の自然美を同時に楽しむことができます。
ただし、頭ヶ島天主堂の見学には事前連絡が必要であり、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターへの連絡が推奨されています。
この天主堂は、長崎のキリシタン歴史を感じることができる重要な場所であり、その美しい建築と自然環境は、訪れる人々に特別な体験を提供します。
平戸ザビエル記念教会 – 日本キリスト教のルーツを訪ねて
平戸ザビエル記念教会は、長崎県平戸市に位置し、日本キリスト教の歴史に深く根ざした重要な場所です。
この教会は、1913年に「カトリック平戸教会」として建設され、1931年に現在地に移転しました。
1971年、1550年のザビエル平戸来訪を記念して「ザビエル記念像」が建立され、教会の名称が「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」と呼ばれるようになりましたが、近年「平戸ザビエル記念教会」と改称されました。
平戸ザビエル記念教会は、平戸市街地の丘の上に位置し、その尖鋭な屋根と十字架が目を引く美しい建築です。
教会は宗教施設であるため、訪問者は入口での教会マナーを守り、祈りの気持ちを持って見学することが求められます。
この教会は、日本キリスト教のルーツを訪ねる旅の一環として、また平戸を代表する観光名所として、多くの訪問者に賑わいを見せています。
平戸ザビエル記念教会の所在地は平戸市鏡川町にあり、平戸港交流広場から徒歩約10分の距離にあります。
駐車場も完備されているため、車でのアクセスも便利です。
この教会は、日本キリスト教の歴史を感じることができる重要な場所であり、その美しい建築と歴史的重要性から、多くの観光客や巡礼者に愛されています。
野崎島・旧野首教会 – 隠れキリシタンの歴史を辿る
野崎島に建つ旧野首教会は、小高い丘の上に残るレンガ建築の小さな教会です。
この教会が建つ「野首集落」は、潜伏キリシタンが移り住んだと言われる集落で、野崎島にかつてあった3つの集落のうち、信仰が深かった地域とされています。
旧野首教会は、集落に住む17世帯の信者たちが貧しい暮らしを続けながら、力を合わせて費用を捻出し、数年をかけて建てた本格的なレンガづくりの教会です。
この教会は、禁教の時代に厳しい弾圧を受けながらも信仰を守り抜き、長年の苦難を耐え抜いた人々の抑圧からの解放と喜びの象徴です。
野首集落の歴史は、1716年に遡ります。
江戸初期に壱岐から小値賀に移り住んだ豪商、小田家が開墾した記録が残されています。
1797年、五島藩が土地開拓のための民を大村藩に依頼し、外海地区から100名ほどの人々が海を渡りました。
そのほとんどが、キリシタン摘発から逃れやすい新天地「五島」での暮らしを望んだ潜伏キリシタンでした。
そして、外海から野崎島に渡った2組の家族が、野首集落に住み着くことになりました。
1865年、大浦天主堂での「信徒発見」の知らせは野首の信者たちにも届き、翌年、長崎県の大浦天主堂を訪ね、一部の人々は洗礼を受けました。
しかし、禁教の世の中での信仰の復活は小値賀の押さえ役所に知られ、野首で8戸と舟森で7戸の50数人全員が平戸に連行され、強制改宗を迫る拷問を受けました。
拷問に耐えかねた島民たちは改宗を申し出、翌年に野崎島に帰ることを許されましたが、戻った彼らが目にしたのは、荒らされた集落と略奪された家財道具でした。
迫害からの解放は1873年の高札撤去後でした。
信仰の自由を手に入れた信者たちは、1882年に木造の教会堂を建て、その後、17世帯で本格的なレンガづくりの教会を建築する計画を立てました。
建設費を捻出するために共同生活を始め、大人は1日2食と生活を切り詰め、キビナゴ漁などで資金を蓄えました。
1908年、教会建築の名工・鉄川与助の設計施工による野首教会が完成しました。
総額はおよそ3,000円で、現在のお金に換算すると2億円ほどの価値があるといわれています。
時代の流れとともに、野崎島の人口流出は続き、野首集落は廃村となりました。
旧野首教会は、その後、小値賀町が重要な文化財として全面改修し、長崎県指定有形文化財に指定されました。
現在も野首の高台から海を見つめ、人々の祈りが刻み込まれた歴史的価値を後世に伝えています。
稲佐山 – 長崎の夜景を一望
稲佐山は長崎市に位置する標高333メートルの山で、市内全景を一望できることで知られています。
特に夜景は「世界新三大夜景」の一つに数えられ、その美しさは国内外から多くの観光客を魅了しています。
稲佐山公園は、憩いの空間やレクリエーションの場として地元住民や観光客に親しまれており、年間を通じて様々なイベントが開催されています。
山頂には展望台があり、そこからの眺めはまさに息をのむ美しさです。
長崎市の街並み、港、そして遠くの海まで、一望できるパノラマビューは、昼夜を問わず訪れる価値があります。
アクセスには、長崎ロープウェイやスロープカーを利用することができ、これらの乗り物自体も稲佐山を訪れる楽しみの一つです。
ロープウェイは、市内中心部から山頂までの移動を快適にし、途中の景色も楽しめます。
また、稲佐山公園内には、散策路や休憩所が整備されており、自然を満喫しながらの散歩もおすすめです。
稲佐山は、長崎の夜景を一望できる絶好のスポットであり、その美しさは訪れる人々に特別な体験を提供します。
夜景を見るためだけでなく、日中の散策やイベント参加も楽しめる場所として、多くの人々に愛されています。
島原城 – 歴史を感じる城郭
島原城は、長崎県島原市にある城郭で、安土・桃山様式の壮麗な面影を残す歴史的建造物です。
築城から250年以上の歴史を持ち、島原藩の歴史遺産やキリシタン史料、地元芸術家の作品などが展示されています。
また、平成3年の雲仙普賢岳噴火災害の資料もあり、島原の過去から現在までの歴史を知ることができます。
島原城は、島原の乱の舞台としても知られており、その歴史的背景は日本のキリシタン史において重要な位置を占めています。
城内には、島原の乱やキリシタンの歴史に関連する展示が多数あり、訪れる人々に深い歴史的洞察を提供します。
訪問者は、城内の展示を通じて、島原の乱の悲劇やキリシタンの信仰に関する深い理解を得ることができます。
また、城の建築様式や美しい景観も楽しむことができ、歴史愛好家だけでなく、一般の観光客にも魅力的なスポットです。
島原城は、歴史を感じる城郭として、訪れる人々に特別な体験を提供します。
ハウステンボス – オランダの風を感じるテーマパーク
ハウステンボスは、長崎県佐世保市に位置するオランダの風を感じるテーマパークです。
このテーマパークは、オランダの街並みや建築を再現したエリアで構成されており、訪れる人々にヨーロッパの雰囲気を体験させます。
公式ウェブサイトによると、ハウステンボスは「夢のような異世界」であり、「昨日よりも良くなることができる街」として紹介されています。
ハウステンボスの魅力は、その圧倒的なスケールと質の高いアトラクションにあります。
季節ごとに異なるイベントが開催され、街全体が生き生きとした雰囲気に包まれます。
特に、国際イルミネーションアワードのイルミネーションイベントカテゴリーで第1位を獲得したことがあり、その光の祭典は訪れる人々に特別な体験を提供します。
ハウステンボスは、オランダの文化や建築を体験できるだけでなく、様々なアトラクションやイベントを通じて、家族連れや友人同士、カップルなど幅広い層の訪問者に楽しい時間を提供します。
また、公式ホテルも充実しており、宿泊をしながらパークを満喫することも可能です。
ハウステンボスは、オランダの風を感じることができるユニークなテーマパークとして、多くの人々に愛されています。
長崎ちゃんぽん – 長崎の味を楽しむ
長崎ちゃんぽんは、長崎市民にとって日常生活に欠かせないソウルフードです。
その人気は全国に広がっており、長崎での食べ歩きは多くの人にとって魅力的な体験となっています。
長崎ちゃんぽんの特徴は、豚骨や鶏ガラをベースにしたスープに、多種多様な具材を加えた点です。
長崎市内には、それぞれ独自の味を持つちゃんぽんの名店が数多く存在します。
それぞれ独自の味わいを持ち、長崎ちゃんぽんの多様性を象徴しています。
長崎を訪れる際には、これらの店舗で地元の味を堪能することをおすすめします。
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まとめ
長崎は、その歴史的背景と自然の美しさで、訪れる人々を魅了します。
今回ご紹介したスポットは、長崎の多様な魅力を感じるためのほんの一部です。
あなたも長崎を訪れて、その魅力を体験してみてください。
歴史、自然、文化、そして美味しい食事、長崎にはあなたを待っている発見がたくさんあります。
さぁ、次の旅行は長崎へ行ってみませんか?