こんにちは!くまさんです。お元気ですか?
今回は野原みさえ、くまモンの出身で知られる熊本県を紹介します。
あなたはいくつ知っていますか?
米塚 – 緑豊かな自然の中で歴史に思いを馳せる
米塚は、熊本県阿蘇市にある自然の美しいスポットです。
約3300年前の噴火によって形成されたとされるこの地形は、高さ約80メートルの特徴的な形状をしています。
お椀を逆さまにしたような形で、頂上部分が大きくくぼんでいるのが特徴です。
斜面は柔らかな草原に覆われており、春から夏にかけては緑一色に染まり、訪れる人々に美しい景色を提供しています。
米塚の魅力は、その自然の美しさにあります。
緑豊かな草原は、訪れる人々に心の安らぎを与え、日常の喧騒から離れた穏やかな時間を過ごすことができます。
また、春から夏にかけての季節は、特に美しい緑が広がり、自然の中でリフレッシュするのに最適な場所です。
この地域の自然の美しさは、訪れる人々に深い印象を残し、心に残る思い出を作ることでしょう。
米塚は、自然愛好家や歴史に興味を持つ人々にとっても魅力的なスポットです。
その歴史的背景や自然の造形美は、訪れる人々に新たな発見や感動を与えます。
この地を訪れることで、自然の中でのんびりとした時間を過ごし、日常生活のストレスから解放されることでしょう。
球泉洞 – 神秘的な鍾乳洞の探検
球泉洞は、熊本県球磨村に位置する九州最大級の鍾乳洞で、昭和48年に愛媛大学学術探検部によって発見されました。
その全長は約5,000メートルにも及び、約3億年前の海中にあった石灰岩層が隆起し、侵食を受けながら現在の形に形成されたと考えられています。
この長い時間をかけて形成された鍾乳洞は、世界的にも貴重な鍾乳石が豊富に点在し、神秘的な魅力に満ちています。
球泉洞の内部は、自然が作り出した芸術作品のような美しさを持ち、訪れる人々に深い感動を与えます。
洞内の様々な形をした鍾乳石は、その形成過程や歴史を想像させ、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
また、洞内の気温は年間を通して一定で、夏は涼しく、冬は暖かい環境が保たれているため、四季を問わず訪れることができます。
球泉洞は、ただの観光スポットにとどまらず、様々なアクティビティや施設が充実しています。
探検コースから一般コースまで、老若男女が楽しめる構成となっており、アウトドア活動やキャンプ、サウナ、買い物、グルメ、ラフティングなど、多彩な体験が可能です。
球泉洞の周辺には、モンベルショップやキャンプ施設、Cafe、食事処の幸盛亭、ドッグラン、ラフティング施設などがあり、恋人や家族で春夏秋冬を通じて楽しむことができます。
このように、球泉洞は様々な楽しみ方ができる魅力的なスポットです。
自然の神秘に触れ、心を癒す体験を求める人々にとって、訪れる価値のある場所と言えるでしょう。
白川水源 – 名水百選に選ばれた清らかな水の源
白川水源は、熊本県南阿蘇村にある名水百選にも選ばれた湧水のスポットです。
この水源は、カルデラ内の火山群(中央火口丘群)の南の裾野に位置し、毎分60トンもの豊富な湧水を誇っています。
この豊かな水量は、環境省によって日本全国から選ばれる「名水百選」にも選ばれるほどの価値があります。
白川水源の周辺には、塩井社水源、川地後水源など、良質で豊富な水が湧出する湧水群が点在しています。
これらの水源は、地域の自然環境の豊かさを物語っており、訪れる人々に清らかな水の恵みを提供しています。
白川水源の水は、飲料水としてそのまま飲むことができ、訪れる人々は自然の恵みを直接感じることができます。
また、水源の環境を守るために、現地ではお一人様100円の協力金をお願いしており、中学生までは無料です。
このように、白川水源は自然の美しさとともに、地域の環境保全にも配慮されたスポットとなっています。
白川水源は、その清らかな水と豊かな自然環境により、訪れる人々に心の安らぎと癒しを提供する貴重な場所です。
自然の恵みを直接感じることができるこのスポットは、熊本県を訪れる際にはぜひ立ち寄りたい名所の一つと言えるでしょう。
菊池渓谷 – 緑深い渓谷の絶景
菊池渓谷は、熊本県菊池市に位置する、自然豊かな渓谷です。
この渓谷は、日本森林浴の森百選、日本名水百選、日本の滝百選、水源の森百選、くまもと緑の百景、熊本の自然百選、新くまもと百景など、数々の百選に選ばれていることからも、その美しさと価値がうかがえます。
菊池渓谷は、阿蘇外輪山の北西部、標高500m~800mの間に広がる約1,193ヘクタールの広大な面積を有する「憩いの森」です。
うっそうとした天然生広葉樹に覆われたこの渓谷は、菊池川の源をなし、大小さまざまな瀬と渕、滝を作り出しています。
その景観は「渓谷美の極致」と称され、原生林に覆われた渓谷の妙と変化に富む渓流の美しさは、訪れる人々の心を豊かにします。
四季折々の美しさを持つ菊池渓谷では、春には山藤と若葉が心を躍らせ、夏には木陰と清流で癒され、秋には紅葉に見惚れ、冬には白銀の渓谷に息を呑むような美しさがあります。
渓谷沿いの遊歩道を歩けば、川のせせらぎと小鳥のさえずりに癒され、一年を通して訪れる人々の心を和ませてくれることでしょう。
菊池渓谷は、その自然の美しさとともに、地域の環境保全にも配慮されたスポットです。
八角トンネル – 歴史を感じる不思議な空間
八角トンネルは、熊本県下益城郡美里町小筵に位置し、熊本市の南熊本駅から下益城郡砥用町(現・美里町)の砥用駅までを結んでいた熊延鉄道の遺構の一つです。
昭和39年に廃線となったこの鉄道には、落石除けとして作られた「八角トンネル」が今も残っており、その不思議な形状が特徴です。
このトンネルは、自然豊かな森の中に突然現れる人工物として、その存在感が際立っています。
八角形の構造は、一般的なトンネルの形状とは異なり、そのユニークな外観は訪れる人々の好奇心を刺激します。
また、SNS映えするスポットとしても人気を集めており、多くの観光客や写真愛好家が訪れています。
八角トンネルの周辺は、緑豊かな自然に囲まれ、訪れる人々には歴史と自然の両方を感じさせる特別な体験を提供します。
このトンネルを訪れることで、かつての熊延鉄道の歴史を偲び、自然と人工物の調和を感じることができるでしょう。
西湯浦園地展望所 – 絶景を望む癒しの場所
西湯浦園地展望所は、熊本県阿蘇市にある、阿蘇の絶景を一望できるスポットです。
ミルクロード沿いに位置し、外輪山から細く突き出した形状をしています。
ここからは、阿蘇谷、米塚、阿蘇五岳を一望することができ、その景色は訪れる人々に深い感動を与えます。
展望所へと続く細い尾根沿いの道を歩くと、まるで阿蘇の空を飛んでいるかのような感覚に包まれます。
この道は、自然の美しさを存分に感じながら歩くことができるため、ハイキングや散策を楽しむ人々にとっては特に魅力的なルートです。
周囲には豊かな自然が広がり、四季折々の風景を楽しむことができます。
西湯浦園地展望所は、その絶景だけでなく、訪れる人々に心の癒しを提供する場所としても知られています。
都会の喧騒から離れ、自然の中でリフレッシュすることができるこのスポットは、熊本県を訪れる際にはぜひ立ち寄りたい名所の一つです。
自然の美しさとともに、地域の環境保全にも配慮されているため、自然愛好家にとっても価値のある場所と言えるでしょう。
黒川温泉湯あかり – 温泉街の幻想的な夜
黒川温泉の「湯あかり」は、熊本県阿蘇郡南小国町にある温泉地で、毎年冬の期間に開催される幻想的なライトアップイベントです。
2012年の冬から始まり、今年で12年目を迎えるこのイベントでは、球体状の「鞠灯篭」約300個と、筒状で高さ2メートルほどの「筒灯篭」が、自然の景観に溶け込むように配置され、17時から21時半まで点灯されます。
「湯あかり」の開催場所は、丸鈴橋からやまびこ旅館までの“川端通り”の道沿いで、このエリアは冬の夜、美味しい食事と露天風呂で温まった後に訪れるのに最適です。
柔らかな鞠灯篭の光が川いっぱいに広がり、里山のゆったりと流れる冬の刻を、大切な人と共に過ごすのにぴったりの場所です。
「湯あかり」のシンボルである鞠灯篭は、9つの竹ひごを束ねて作られ、これらは毎年、黒川温泉に携わる多くの人々の手で作り上げられています。
このイベントは、地域の環境維持のために計画されたもので、放置竹林の問題に対処するための竹林の間伐、再生にも貢献しています。
湯あかりを通じて得た利益はイベントの維持活動に役立てられ、この地域にある美しく豊かな環境を守るための取り組みの一環となっています。
黒川温泉の「湯あかり」は、温泉街の幻想的な夜を演出するだけでなく、地域の環境保全にも貢献する意義深いイベントです。
この美しいライトアップは、訪れる人々に特別な体験を提供し、温泉地の魅力を一層引き立てています。
鍋ヶ滝 – 落差10mの迫力ある滝
鍋ヶ滝は、熊本県阿蘇エリアにある壮大な自然の造形美を誇る滝です。
落差約10メートル、幅約20メートルのこの滝は、お茶のCMのロケ地としても知られ、多くの人々を魅了しています。
阿蘇のカルデラを形成した約9万年前の巨大噴火によって生まれたとされており、その歴史の深さも感じさせます。
鍋ヶ滝の特徴は、その幅広く流れ落ちる様子がまるでカーテンのようであることです。
滝壺近くまで行くことができ、その迫力ある姿を間近で見ることができます。
また、滝の周囲は自然に囲まれており、マイナスイオンを感じながらの散策も楽しめます。
この滝は、阿蘇の豊かな自然を象徴するスポットとして、訪れる人々に心の癒しを提供しています。
五老ヶ滝 – 美しい自然に囲まれた秘境
五老ヶ滝は、熊本県上益城郡山都町に位置する、自然の美しさに囲まれた秘境の滝です。
この滝は、山都町内にある数ある滝の中でも最大級のもので、高さ約50メートルから落下する水の流れは壮観です。
滝つぼの近くまで徒歩でアクセスが可能で、歩道にかかるつり橋からは滝の全景を一望できます。
晴れた日には、滝にかかる虹を見ることもできる特別な体験が待っています。
五老ヶ滝の名前は、勅使烏丸大納言に「御覧に入れた滝」という意味から来ていると言われています。
周囲の自然環境も豊かで、滝の音とともに心地よい散策を楽しむことができます。
五老ヶ滝へのアクセスは、九州自動車道「山都中島西IC」から国道445号経由で約19分、または「松橋IC」から国道218号経由で約45分です。
駐車場も展望所近くに10台分用意されており、訪れやすい環境が整っています。
上色見熊野座神社 – 神秘的な雰囲気に包まれた神社
上色見熊野座神社は、熊本県阿蘇郡高森町にある、神秘的な雰囲気を持つ神社です。
この神社は、伊邪那岐命、伊邪那美命、石君大将軍を祀っており、参道には100基近くの灯篭が並び、その壮観な景色が訪れる人々を迎えます。
神社の背後に位置する穿戸岩(うげといわ)は、健磐竜命の従者である鬼八法師が蹴破ったと伝えられる、縦横10メートル以上の大風穴が特徴です。
この「穿戸岩」は、巨大な岩山を貫く風穴があることから、「合格・必勝」のご利益があるとされ、多くの人々に親しまれています。
また、神社の御神木である「なぎ」は、「凪」に繋がり、波風を鎮めることや、縦には簡単に裂けるが横には強い力が必要な特徴から、昔から男女が「縁が切れないように」と願いを込めて身につけたり、嫁ぐ娘に母親が持たせる風習がありました。
この木は、男女のご縁だけでなく、大切な人とのご縁を結ぶことから「商売繁盛」にも通じる縁起の良い木とされています。
上色見熊野座神社は、その神秘的な雰囲気と歴史的背景を持ち、訪れる人々に特別な体験を提供する場所です。
自然に囲まれた静かな環境で、心を落ち着かせる時間を過ごすことができるでしょう。
水前寺成趣園 – 桃山式の美しい庭園
水前寺成趣園は、熊本市内に位置する歴史的な庭園で、肥後細川家の五代目当主、細川綱利公によって寛文11年(1671年)に完成しました。
この庭園は、江戸時代の大名庭園の典型であり、桃山式庭園の美しさを今に伝えています。
2021年には築庭350年を迎え、その記念事業として様々なイベントが開催されました。
2016年の熊本地震では、水前寺成趣園も大きな被害を受けましたが、全国からの見舞金や募金により、園内の復旧が進められました。
特に、倒壊した鳥居の復旧には多くの支援が寄せられ、南郷檜で作られた新しい鳥居が設置されています。
園内では、流鏑馬や義士行列、子ども古今伝授、人間国宝による特別公演、綱利公への献茶式、肥後菊大茶会など、多彩な行事が行われています。
これらのイベントは、細川文化の魅力を国内外に発信し、訪れる人々に日本の伝統文化を体験する機会を提供しています。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、園内での会食は制限されており、感染防止に努めています。
このように、水前寺成趣園は、歴史的な美しさと文化的な価値を保ちながら、現代の課題にも対応している貴重な場所です。
あか牛丼 – 熊本グルメの代表格
あか牛丼は、熊本県阿蘇の雄大な自然の中で育った和牛、「あか牛」を贅沢に使用した丼ぶり料理です。
この料理の特徴は、ミディアムレアに焼かれたあか牛ステーキのスライスがご飯の上に贅沢に敷き詰められていることです。
あか牛の肉は、その柔らかさと深い味わいが特徴で、肉好きにはたまらない一品とされています。
あか牛は、阿蘇の大地で親子放牧され、主に牧草を食べて育つことから、その肉質は非常に柔らかく、ジューシーです。
この肉を使ったあか牛丼は、熊本グルメの代表格として、地元の人々はもちろん、観光客にも人気のメニューです。
熊本市内や阿蘇地方の多くの飲食店で提供されており、熊本を訪れた際にはぜひ味わってみたい一品です。
あか牛丼を提供する店舗は、熊本市内のショッピングアーケード「下通り」にある「馬タン牛タン(ばたんぎゅうたん)下通り店」や、阿蘇郡産山村にある「農家レストラン 山の里」など、様々な場所で楽しむことができます。
これらの店舗では、あか牛を使用した他の料理も提供されており、熊本の郷土料理を堪能することができます。
まとめ
熊本は、自然の美しさ、歴史ある温泉、そして美味しいグルメがあふれる魅力的な場所です。
今回ご紹介したスポットは、あなたが熊本で癒されるためのほんの一部に過ぎません。
熊本に足を運んで、その魅力を自分の目で確かめてみてください。
そして、あなたの心に残る素敵な旅の思い出を作ってくださいね。