【五輪書】宮本武蔵が教える「自分のリズム」の見つけ方

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名著

今回のテーマは「五輪書」だよ!

周りのペースに流されて、自分だけが遅れていると悩んでいませんか?

実は、無理に周りに合わせる必要はないのです。

今回は、宮本武蔵の教えから、自分だけのリズムを見つける方法を分かりやすくお伝えします。

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得意なことを、得意な人に。

突然ですが、あなたはこんな経験はありませんか?

私は以前、体力づくりに励もうと、週に4回ほど、地道に運動を続けていた時期がありました。

最初のうちは、少しずつ体力がついていくのが嬉しくて、自分のペースで楽しく続けられていたんです。

でも、ふとスマートフォンを開いたとき、目に飛び込んできた映像が、私の心境を一変させました。

そこには、毎日ものすごい量の運動をこなして、見事な体型を手に入れた人たちの姿があったんです。

その瞬間、自分がコツコツ積み上げてきた小さな努力が、とてもちっぽけで、意味のないものに思えてしまいました。

こんなに頑張っているのに、ちっとも報われない。

そう感じて、急激にやる気がなくなり、ひどく落ち込んでしまったんです。

他人の素晴らしい結果と、自分の今の状態を比べて、勝手に自信をなくしていたんですね。

これは私に限った話ではなく、仕事や日常生活の中で、誰にでも起こりうることです。

私たちはつい、他人のすごいところばかりを見て、自分に足りないものを探してしまいます。

では、そんな苦しい状態から抜け出すには、どうすればいいのでしょうか。

そのヒントは、ある歴史上の人物の言葉に隠されていました。

自分に合う「リズム」を知る

その人物とは、江戸時代に名を馳せた剣術家、宮本武蔵です。

彼は、生涯で一度も負けなかったと言われるほどの達人ですが、彼の強さの秘密は、無理をして努力することだけではありませんでした。

武蔵が大切にしていたのは、自分に合うリズムを知るということです。

先ほどの私の運動の話で言えば、週に4回という自分のペースは、私にとって無理のない、心地よいリズムだったはずです。

それなのに、他人のものすごく早いペースや、大きな成果を目の当たりにして、自分のリズムを忘れてしまったのが間違いだったのです。

人にはそれぞれ、生まれ持った性質や、得意なこと、苦手なことがあります。

歩くのが早い人もいれば、ゆっくり景色を楽しみながら歩くのが好きな人もいるのと同じです。

仕事でも同じことが言えます。

ある人は、とても早いペースでたくさんの仕事をこなせるかもしれません。

でも、別の人は、時間はかかっても、一つのことを丁寧に仕上げるのが得意かもしれません。

大切なのは、自分が一番自然に、無理なく力を発揮できるペースを見つけることです。

早ければいい、大きければいいというわけではありません。

しかし、自分のリズムが分かっても、どうしても周りの環境に影響されてしまうことはありますよね。

そんなとき、武蔵はどのような心構えを持つべきだと教えているのでしょうか。

そこには、現代の私たちにも深く刺さる、とても鋭い教えがありました。

相手のペースに巻き込まれない

武蔵は、ただ自分のリズムを知るだけでなく、他人のペースに巻き込まれないことが最も重要だと語っています。

現代社会は、情報がものすごいスピードで飛び交い、周りの人々が常に急いでいるように見えますよね。

そんな中にいると、自分だけが立ち止まっているような気がして、つい焦ってしまいます。

早く結果を出さなければと、無理に周りの早いペースに合わせてしまうんです。

でも、他人のリズムに合わせて走ろうとすると、必ずどこかで息切れしてしまいます。

他人のやり方やペースは、あくまでその人のためのものであって、あなたに合っているとは限りません。

周りがどれほど慌ただしく動いていても、あなたは自分のリズムをしっかりと保ち続けること。

これが、心の平穏を保ち、着実に前へ進むための最大の秘訣なのです。

周りが走っているからといって、あなたも走る必要はありません。

むしろ、あなたが自分のペースで穏やかに堂々と振る舞うことで、周りの焦った空気を落ち着かせることすらできるのです。

とはいえ、頭では分かっていても、いざ日常生活に戻ると、また周りと比べて焦ってしまうのが人間というものです。

そこで武蔵は、心を安定させるための具体的なルールを残してくれています。

それは一体、どのようなものなのでしょうか。

武蔵が残した「九つの教え」

武蔵は、生涯を通じて得た気づきを、九つの教えとして書き残しています。

これは単なる戦いの技術ではなく、私たちが日々の生活を心安らかに、そして力強く生き抜くための、人生の羅針盤のようなものです。

現代を生きる私たちは、毎日たくさんの情報や人間関係に囲まれて、本当に大切なものを見失いがちです。

他人の言葉に傷ついたり、自分の将来に漠然とした不安を抱えたりと、心の中はいつも波立っていますよね。

そんな落ち着かない心を静め、ものごとの本質をしっかりと見極めるために、この九つのルールはとても役に立ちます。

何百年も前の人が考えたことなんて、今の時代には合わないのではないかと思うかもしれません。

しかし、人間の心の動きや、悩みの根本的な原因は、昔も今も驚くほど変わっていないのです。

武蔵自身も、数々の困難や心の迷いと向き合いながら、この教えにたどり着きました。

だからこそ、一つ一つの言葉には、私たちを優しく導いてくれるような温かさと説得力があります。

知らなくて当然ですし、今までできなくて当たり前だったんです。

これから少しずつ知っていけば大丈夫です。

では、その九つの教えとは、具体的にどのような内容なのでしょうか。

まずは前半の五つから見ていきましょう。

教え(その一 〜 その五)

第一から第五の教えは、自分自身の心を磨き、視野を広げるための土台となる部分です。

まず大切なのは、正しい心を持ち、他人を騙そうとしたり、悪いことを考えたりしないことです。

心が濁っていては、正しい判断はできません。

そして、一つのことを深く学び続ける姿勢を持ちながらも、それだけに固執しないことが重要です。

さまざまな芸術や文化に触れたり、自分とは違う仕事をしている人たちの世界を知ったりすることで、考え方の枠が大きく広がります。

そうやって広い視野を持つことで、初めて、目の前の出来事が自分にとってプラスになるのか、マイナスになるのかを冷静に見抜くことができるようになります。

例えば、仕事で行き詰まったとき、全く関係のない趣味の世界から解決の糸口が見つかることがありますよね。

それと同じで、自分の専門外のことにも興味を持つことが、結果として自分自身を助ける力になるのです。

これらをいきなり全て実践するのは難しいかもしれません。

まずは、普段は読まないような本を手に取ってみるなど、ほんの小さなことから始めてみてください。

では、土台ができたところで、さらに深く物事を見るための後半の四つの教えとは、どのようなものなのでしょうか。

教え(その六 〜 その九)

後半の教えは、物事の本当の姿を見極め、無駄を省くための極意です。

私たちは普段、目に見える結果や、分かりやすい言葉だけで物事を判断してしまいがちです。

しかし武蔵は、表面的なものに惑わされず、その奥にある本当の姿を見極める目を持つことが大切だと説いています。

相手のちょっとした表情の変化や、言葉の裏に隠された感情など、目には見えない部分まで察知しようと意識すること。

これが、人間関係のトラブルを未然に防ぎ、スムーズに物事を進めるための鍵になります。

そして最後に最も重要なのが、役に立たないこと、無駄なことは思い切ってやめるという決断です。

私たちは、他人の目を気にしたり、過去の失敗を引きずったりと、心が疲れるだけの無駄な思考に多くの時間を奪われています。

先ほどの、他人の素晴らしい結果と自分を比べて落ち込んでいた私のように、比較すること自体が、実は最も役に立たない無駄な行動だったのです。

そこから離れる決断をすることが、自分のリズムを取り戻す第一歩になります。

では、この目には見えない部分を感じ取る力を身につけるには、具体的にどう目を使えばいいのでしょうか。

武蔵は、目の使い方について、とてもユニークな分け方をしています。

2つの目の使い方:「観」と「見」

武蔵は、物事を見る目には、観という目と、見という目の二種類があると教えています。

見というのは、私たちが普段しているように、目で表面的な形や動きだけをただ眺めることです。

これは弱く浅い見方です。

一方で観というのは、目ではなく、心で深く見つめることを指します。

相手が何を考えているのか、事態の裏側で何が起きているのか、その本質を感じ取ろうとする強い見方です。

現代の私たちは、スマートフォンやテレビなどから流れ込んでくる膨大な情報を、ただ見の目で処理するだけで精一杯になっています。

次から次へと新しい情報がやってくるので、心でじっくりと感じ取る観の目を使う余裕がなくなっているのです。

だからこそ、他人の表面的な成功だけを見て焦ってしまい、自分の本来のペースを見失ってしまうんですね。

大切なのは、流れてくる情報をただ受け身で眺めるのではなく、一歩立ち止まって、これは自分にとって本当に必要な情報だろうか、と心で問いかけることです。

表面的な出来事に振り回されず、物事の中心にある一番大切な部分に気づくこと。

それができれば、他人のペースに惑わされることは少なくなります。

そして、この観の目を使いこなすためには、距離の取り方にちょっとしたコツがありました。

遠くは引き寄せ、近くは遠ざける

それが、遠くのものは手元にあるようにじっくりと見抜き、近くのものはあえて遠くから全体を眺めるという考え方です。

私たちはどうしても、目の前で起きている問題や、今抱えている悩みにばかり気を取られてしまいます。

あまりにも近い距離で物事を見すぎているため、周りが全く見えなくなり、ひどく慌ててしまうのです。

そんなときこそ、一度深く深呼吸をして、心の中で自分自身から数メートル離れて、今の状況を客観的に眺めてみてください。

まるで映画を、遠くの席から眺めているような感覚です。

そうすることで、実は大した問題ではなかったと気づいたり、別の解決策が見えてきたりします。

逆に、遠い未来のことや、自分には関係ないと思っていた出来事については、それがもし今、自分の身に起きたらどうなるだろうかと、手元に引き寄せて考えてみるのです。

そうやって、心のピントを自在に合わせる練習をすることで、どんな状況でも落ち着いて、的確な判断ができるようになります。

目の前のことに追われて苦しいときは、あえて一歩引いて、全体をぼんやりと見渡してみる。

これが、心に余裕を取り戻し、自分自身を守るための最強の盾になるのです。

【おすすめ本】五輪書

五輪書 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ5)

本の概要

江戸時代の剣豪・宮本武蔵が、死の直前に書き残した人生の集大成です。

戦い方の話にとどまらず、物事の本質を見抜く力や、自分のリズムで生きることの大切さが詰まっています。

400年の時を超えて、今の私たちの仕事や日常にもそのまま使える知恵の書です。

本の口コミ

とても分かりやすく、文章も簡単なので時間がなくても一週間ほどで読み切れました

この本は、現代語にわかりやすく解説、翻訳されているので、よかったと思います。剣道の修行に役立てていきたいと思います。

<strong>くま</strong>
くま

60数戦無敗の剣豪・宮本武蔵が書いた兵法書。今話題のOODAループの基となった五輪書で、読めばなぜ武蔵が負け知らずだったのかがわかるなぁ。腕っぷしだけじゃ勝ち続けられない、状況を素早く読んで自分に有利な流れを作る、その合理的な判断力こそが強さの正体だったんだなぁ。しかも、そういう考え方や動き方が無意識にできるようになるまで日々磨き続けることが大事だって教えてくれる。心・技・体、どれか一つじゃなくてバランスよく高めていくことが本物の強さに繋がるんだなぁ。

本日のまとめ

今回は、宮本武蔵の教えから、自分のリズムを見つけて、他人に振り回されずに生きる方法をお伝えしました。

無理をして他人の早いペースに合わせる必要はありません。

あなたは、あなたが一番心地よいと感じるリズムで歩んでいけば、それで十分なのです。

表面的な言葉や結果だけに惑わされず、心で深く物事の本質を見つめること。

そうすれば、他人の慌ただしい空気に巻き込まれることなく、穏やかな日々を送ることができるはずです。

これまでのあなたは、周りに気を使いすぎて、自分をすり減らしてきたのかもしれません。

でも、それはあなたが優しく、真面目だからこそです。

どうかご自身を責めないでくださいね。

それでは、今日今すぐできる、極めて簡単なワンアクションを提案します。

目を閉じて、三回だけゆっくりと深呼吸をしてみてください。

吸う息と吐く息のリズム、それこそが、世界で一つだけの、あなたの本当のペースです。

これからも役立つ知識を世界一わかりやすく翻訳してお届けしていきます。

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