【エピクテトス】奴隷哲学者が2000年前に解いた「心が折れない人」の秘密

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名著

今回のテーマは「メンタル」だよ!

理不尽に耐えていた昔の自分は、ため息が出るほど滑稽でした。

心が強い人は、我慢しているわけではありません。

彼らはコントロールできないものを、完全に手放しているだけなのです。

この記事で、他人の評価に振り回されない心の平穏を手に入れてください。

最後まで見る価値は、必ずあります。

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奴隷から哲学者への軌跡

では、その驚くべき秘密はどこから来たのでしょうか?

はるか二千年以上前のローマ帝国に、エピクテトスという哲学者がいました。

彼はなんと、奴隷という極めて過酷な身分から生涯をスタートさせています。

毎日が理不尽の連続で、自分の命すら他人に握られている絶望的な環境ですよね。

そんな極限状態の中で、どうすれば心が折れずに生きていけるのかを、彼は血の滲むような思いで考え抜きました。

そしてある一つの真理にたどり着き、偉大な哲学者として歴史に名を残すことになります。

彼が見出した教えは、現代の私たちが抱えるストレスにも、驚くほどそのまま当てはまるのです。

では、彼が過酷な奴隷生活の中で見つけた、心が折れない人の決定的な条件とは一体何だったのでしょうか?

その答えは、ある明確な線引きにありました。

できることとできないこと

それは、自分の力で変えられるものと、変えられないものをはっきりと分けることです。

彼は、自分でどうにかできるものには全力を注ぐが、どうにもできないものはキッパリと放っておくべきだと説きました。

これが彼の哲学の根幹をなす考え方なのです。

私たちはつい、自分の力ではどうしようもないことにまで心を砕き、エネルギーを浪費してしまいます。

明日の天気や他人の機嫌など、悩んでも一ミリも変わらないことに対してずっと頭を抱えてしまう。

これでは、心がすり減るのも当然ですよね?

彼が教えるのは、そういった自分ではコントロールできない領域から、スッパリと手を引くという冷徹なまでの潔さです。

自分が直接動かせる思考や行動だけに、すべての集中力を注ぎ込むのです。

……しかしここで、一つ大きな壁にぶつかります。

そもそも私たちにはどうしようもないこととは、具体的に何を指すのでしょうか?

自由に至る唯一の道とは?

その答えは、私たちの周りにあふれています。

エピクテトスは、自由に至る唯一の道は、我々次第でないものを軽く見ることだと断言しました。

この我々次第でないものとは、自分の意志では直接決められない、すべての結果を指します。

たとえば、過去の失敗や病気、そして社会の景気動向などがそれに当たりますよね。

ここで、私自身の恥ずかしい経験をお話しさせてください。

私は以前、健康のために筋トレを毎日コツコツと頑張っていました。

しかしSNSで同世代の素晴らしい体型の人を見て、自分の成果がひどくちっぽけに思えたのです。

他人の結果と自分の過程を比べて、思わずため息が出るほど落ち込みました。

他人の体型や見栄えは、まさに私にはどうしようもない、我々次第でないものなのです。

これに執着するから苦しむのだと、後になって気づかされました。

……では、私たちが最も執着してしまいがちな、我々次第でないものの代表格とは一体何でしょうか?

その正体は、私たちの身近に潜んでいました。

他人の評価や目線という罠

その正体とは、他人の評価や目線です。

私たちはどうしても、周りからどう見られているかを気にして生きてしまいますよね。

しかし、自分がいかに努力して誠実に振る舞ってみたところで、他人がどう評価するかは最終的に相手が決めることです。

他人の感情や評判は、私たちが自由に制御できるものではありませんよね?

それなのに他人の目線にこだわりすぎると、自分が本当に進むべき道を見失ってしまいます。

……常に他人の顔色をうかがう人生は、まるで他人の人生を生きているようなものです。

だからこそ、他人の評判を恐れるなと彼は強く戒めました。

他人は自分にはどうにかできないものだと悟り、他人に何かを求めることをやめるのです。

そして今目の前にある、自らができることだけにただひたすらに励む。

これこそが正しい心の使い方なのです。

……しかし、他人の目が気にならなくなったとしても、突然の不運に見舞われたらどうでしょうか?

不安を生み出す本当の原因

突然の不運やトラブルに直面したとき、私たちは激しく動揺します。

なぜなら、理不尽な出来事そのものが私たちを苦しめていると、思い込んでいるからです。

しかし彼は、人々を不安にするのは事柄それ自体ではなく、その事柄に関する自分の考え方であると看破しました。

たとえば、目の前で電車が遅延したとします。

電車が遅れたという事実そのものは我々次第でないものであり、どうしようもありませんよね。

しかしその事実を運が悪いとイライラして受け取るか、読書の時間が増えたとポジティブに受け取るかは、我々次第であるものなのです。

……つまり、不安や怒りを生み出している本当の原因は外の世界にあるのではなく、あなた自身の内側にある解釈だということです。

起こった事実は変えられなくても、それにどういう評価を下すかは、常にあなたが自由に選べるのです。

ではさらに深刻な事態である、大切なものを失ったときはどう考えればいいのでしょうか?

失ったのではなくお返しした

大切なものを失う恐怖は、誰もが抱えるものです。

大事な人や物、そして自分自身の命ですら、永遠に続くものではありません。

いつかは必ず、消え去ってしまうものですよね。

それを想像するだけで、胸が締め付けられるような悲しみを覚えるかもしれません。

しかし永遠ではないと事前に深く理解しておくことで、日々の向き合い方は劇的に変わってきます。

彼は何事に際しても、それを失ってしまったとは決して言うなと教えました。

失ったのではなく、私はお返ししましたと言うがよいと語ったのです。

この世界にあるすべてのものは一時的に借りているだけであり、いつかは本来の場所へ返すべきものだと捉えるのです。

……そう考えることで過度な執着が消え去り、今ここにあるかけがえのない時間を心から大切にできるようになります。

ではこの教えを胸に刻んだ上で、私たちは他者とどう接していくべきなのでしょうか?

他人を裁かず自分を警戒せよ

他者と接するとき、私たちはつい相手を自分の物差しで裁いてしまいます。

あの人の態度は許せないとか常識がないとか、心の中で厳しく批判してはいないでしょうか?

しかし、他人がどういう思いや背景を抱えてその行動に至ったのかを、すべて知ることはできませんよね。

本当の事情を知らないまま、誰かの善悪を軽々しく判断することは不可能なのです。

他人の行動は我々次第でないものの最たるものですから、そこに怒りを感じるだけエネルギーの無駄だと言えます。

私たちが本当に警戒の目を光らせるべき相手は、他人の振る舞いではなく、自分自身の内側にあります。

自分がコントロールの線を踏み越えて他人に介入しようとしていないか、という自己欺瞞に陥らないよう常にチェックするのです。

自分自身を正しく導くことだけに全力を注ぐのが、彼の訓戒の核心なのです。

ここまでの教えを日常に落とし込むと、一体どのような変化が訪れるのでしょうか?

【おすすめ本】奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために

奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために

本の概要

「自分でコントロールできること」と「できないこと」を見極める。

古代の哲学者エピクテトスが生涯をかけて伝えたこのシンプルな考え方は、感情に振り回される日々や、人間関係の悩み、思い通りにならない現実への処方箋です。

漫画を交えてやさしく解説された本書を通じて、あなたも「本当の意味で自由に生きる」とはどういうことか、改めて考えてみませんか?

本の口コミ

楽に考えられるようになった。色々と読んでるけど今後も何度も読み直して自分の考え方に取り入れて行こうと思える内容でした。

尊敬してる哲学者です。言葉の一つ一つが身に染みます。仕事で悩んだり憤りを感じたりしていましたが、エピクテトスの言葉を思い出すようにしています。以前より悩むことが少なくなりました。イラストもかわいくて、読みやすいです。

<strong>くま</strong>
くま

奴隷出身の哲学者・エピクテトスの教えを、漫画も交えてわかりやすく紹介している本だなぁ。難しそうに見えて、すごく読みやすいし、漫画で全体の流れがつかめるから、どんな人にも手に取ってほしい一冊だなぁ。自分じゃどうにもならないことを引きずって落ち込むことって、誰でもあると思うけど、「変えられること」と「変えられないこと」をちゃんと見極めて、変えられることに力を注いでいきたいって、読んでいて素直に思えたなぁ。

絶対的な心の平穏を手にする

ここまで学んできたことで、あなたの景色はすっかり変わっているはずです。

これであなたは、他人の評価や理不尽な出来事に振り回されない、絶対的な心の平穏の作り方がわかりましたね。

困難な出来事すらも、自分が持つ能力を見つめ直し、思考のあり方を鍛える絶好の機会だと捉えられるようになったはずです。

振り返れば、私たちがやるべきことは極めてシンプルでした。

自分でコントロールできることとできないことを、明確に分けること。

他人の目線や過去の出来事に対する執着を、手放すこと。

そして不安は出来事そのものではなく、自分の解釈が生み出していると気づくこと。

他人に期待するのをやめて、今自分ができる最善の行動にただひたすら集中する。

……それこそが二千年の時を超えて語り継がれる、心が折れない人の真の秘密なのです。

では明日から、この強力な哲学をどうやって実践していけばいいのでしょうか?

デイリークエストの提案

そのための、極めて簡単なトレーニングを用意しました。

記事を見ただけで満足して終わらせず、今日からすぐにできるデイリークエストに取り組んでみてください。

今日一日を振り返ってイラッとしたり不安になったりしたことを、一つだけ紙に書き出してみるのです。

そして、それは自分がコントロールできることか、と自問してみてください。

……もし他人の機嫌や過ぎたことなど、どうにもならないことなら、思い切って見切りをつけて手放してしまいましょう。

これを毎日繰り返すだけであなたの心の防御力は確実に上がり、不要なストレスから完全に解放されます。

ぜひ騙されたと思って、今日から挑戦してみてくださいね。

これからもあなたの人生に役立つ知識を、世界一わかりやすく翻訳してお届けしていきます。

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