こんにちは！くまさんです。お元気ですか？
あなたは日頃から良い決断ができていますか？
今回は、非常に興味深い本『ファスト＆スロー』を紹介します。
心に残った言葉 – 本から抜粋
プロフェッショナルの直感的なスキルの習得は、
基本的には質の高いフィードバックをすぐに得られるかどうか、
そして練習し実践する機会が十分にあるかどうかにかかっている。
人間の意思決定の裏にある２つのシステム
「ファスト&スロー」という本には、私たちがどうやって物事を考え、決めていくのかについて、とても面白くてためになる話が書かれています。
この本では、私たちの頭の中に「システム1」と「システム2」という二つの考え方があると説明しています。
システム1は、とても速くて自動的に動く考え方です。
例えば、2＋2がいくつかをすぐに答えられるのは、システム1のおかげです。
また、誰かの顔を見ただけで、その人がうれしいのか、悲しいのかをすぐに感じ取れるのも、システム1が働いているからです。
この考え方は、私たちが何も考えずに自然とできることをたくさん担当しています。
一方で、システム2はもっとゆっくりとしていて、考えるのに時間がかかります。
難しい問題を解決したり、複雑なことを考えたりするときには、このシステム2が大活躍します。
例えば、17×24はいくつかを考えるときや、新しいスマホを買うべきかどうかをじっくり考えるときは、システム2が働いているんです。
面白いことに、私たちはシステム1を使っているときが多いんです。
なぜなら、システム1はとても速くて楽だからです。
でも、システム1だけを使っていると、間違った判断をしてしまうこともあります。
だから、大切なことを決めるときには、システム2をしっかりと使って、じっくり考えることが大切です。
「ファスト&スロー」の本を読むと、この二つのシステムについてもっと詳しく学べます。
そして、自分がどうやって物事を考えているのかを知ることができるので、より良い決断ができるようになります。
日常生活における直感の役割
私たちの日常生活では、直感がとても大切な役割を果たしています。
直感とは、考えることなくすぐに感じたり決めたりする力のことです。
例えば、道を歩いていて危ないと感じたら、すぐに避けるように動くことができますよね。
これは、直感が働いているからです。
また、誰かの笑顔を見ただけで、その人が嬉しい気持ちなのかを感じ取ることも、直感のおかげです。
「ファスト&スロー」の本によると、この直感は主にシステム1が担当している働きです。
システム1は、私たちが何も考えずに自然とできることをたくさん担当していて、日常生活でとても役に立っています。
しかし、この直感だけを頼りにしていると、時には間違った判断をしてしまうこともあるんです。
例えば、何かを買うときに「これは絶対に良いものだ！」と直感で思っても、実際にはそうでない場合があります。
また、人に会った瞬間に「この人は信用できる」と感じることもあれば、「何となくこの人は苦手かも」と感じることもあります。
これらの感じ方は、過去の経験や情報に基づいて、システム1が自動的に判断しているからです。
しかし、「ファスト&スロー」では、直感に頼りすぎずに、大切な決断をするときにはシステム2を使ってじっくり考えることが大切だと教えてくれます。
システム2は、もっと時間をかけて、論理的に物事を考える力です。
直感が「これは良い！」と感じたものについても、「本当にこれは良いのか？」「他にもっと良い選択肢はないのか？」とじっくり考えることで、より良い判断ができるようになります。
直感は日常生活をスムーズにする大切な力ですが、間違いを避けるためには、直感だけでなく、じっくり考える力も大切にすることが、「ファスト&スロー」から学べる大切な教訓です。
行動経済学の基本原則
行動経済学は、人がどのように決断を下し、選択をするのかを研究する学問です。
この分野は、人がいつも合理的に行動するわけではないということを教えてくれます。
「ファスト&スロー」の本では、行動経済学のいくつかの基本的な原則について、わかりやすく説明しています。
一つの大切な原則は、「損失回避」です。
人は、失うことをとても嫌います。
実際に、何かを失うことへの恐れは、同じ価値のものを得ることへの喜びよりも強いとされています。
例えば、1000円を失うことへの不快感は、1000円を得ることの喜びよりも大きいんです。
もう一つの原則は、「確証バイアス」です。
これは、自分の信じたいことや、すでに持っている信念を支持する情報だけを探し、受け入れる傾向のことを言います。
例えば、ある商品が良いと信じているとき、その商品の良いレビューだけを見て、「やっぱりこれは良い商品だ」と思い込むことがあります。
「ファスト&スロー」では、これらの原則を通じて、私たちが日常でどのようにして意思決定をしているのか、そしてその過程でどのような心理的な傾向やバイアスが働いているのかを解説しています。
これを理解することで、私たちはもっと良い選択をするために、自分の考え方や判断基準に気をつけることができるようになります。
行動経済学の原則を学ぶことは、自分自身の行動を見直し、より良い決断を下すための第一歩になります。
「ファスト&スロー」の本は、これらの原則を生活の中でどのように活用できるかについて、具体的な例と共に教えてくれます。
まとめ
「ファスト&スロー」は、自分自身や他人の行動を理解し、より良い意思決定をするための貴重な知識を提供してくれます。
この本を読むことで、あなたは日々の選択に対してより自信を持ち、ポジティブな変化を生み出すことができるようになるでしょう。
勇往邁進！！絶対に下を向かずに、前を向いて前進し続けてください！
