
今回のテーマは「禅とスター・ウォーズ」だよ!
今回は「禅とスター・ウォーズ」というテーマで、古来より伝わる禅の言葉が、現代の私たち、そして銀河の彼方の物語「スター・ウォーズ」にどのように通じるかをお話しします。
これからご紹介する言葉は、ただの知識ではありません。
心を静め、フォースを感じるように、ご自身の心で感じ取ってください。
それでは、始めましょう。
May the Force be with you.
動中静

最初の言葉は「動中静」です。
いかなるときも心を静かに保つこと。
激しい戦いの中にあっても、ジェダイの騎士は決して怒りや憎しみに身を任せません。
静かな心こそが、冷静な判断を導くからです。
日常の忙しさ、混乱の中にこそ、自分だけの静寂な聖域を持つこと。
これが、困難を乗り越える第一歩です。
八風吹不動天辺月

次は、非常に美しい情景を描いた言葉です。
「八風吹けども動ぜず天辺の月」。
どのような風が吹こうとも、天に輝く月は微動だにしません。
私たちも同じです。
称賛、批判、苦楽…あらゆる人生の風が吹きますが、自分の本質である「月」は傷つきません。
その確固たる自信があれば、どのような出来事も冷静に受け止められます。
喜捨

「喜捨」。
大切だと思うものを喜んで捨てること。
これはジェダイの教えの中で最も厳しいものの一つ、「喪失への執着を捨てる」ことに通じます。
私たちは「失いたくない」と思うあまり、恐怖を抱き、それがダークサイドへと繋がります。
執着を手放したとき、本当に大切なものだけが手の中に残るのです。
一行三昧

「一行三昧」。
ひとつの事に集中して、そのものになりきること。
ライトセーバーの訓練をするパダワンのように、今、目の前のことに全身全霊を注ぎます。
マルチタスクがもてはやされる現代ですが、迷いや不安を消す唯一の方法は、一点への深い没入です。
ただひたすらに、今やるべきことをやるのです。
白雲自去来

「白雲自ずから去来す」。
雲は流れていきます。
空が雲を掴もうとしないように、私たちも不安や悩みにとらわれる必要はありません。
無心で物事に向かえば、好機は自然とやってきます。
焦らず、腐らず、今できることを淡々とこなす。
そうすれば、雲が晴れ、一筋の光が見える瞬間が必ず訪れます。
清風払明月明月払清風

「清風明月を払い、明月清風を払う」。
対立するのではなく、一体であるということ。
光と影、ジェダイとシス。
物事はすべて、どちらか一方だけで成り立っているわけではありません。
禅は二元論を嫌います。
相手を否定するのではなく、相手の中に自分を生かし、調和を見出すこと。
それが銀河のバランスです。
冷暖自知

「冷暖自知」。
水が冷たいか温かいかは、自分で飲んでみなければ分かりません。
情報はあくまで情報です。
ヨーダの教えを聞くだけではジェダイになれないように、自ら実践し、経験し、失敗し、体感することでのみ、本当の知恵が得られます。
まずはやってみること。
それが全てです。
曹源一滴水

「曹源一滴水」。
一滴の水がやがて大河となり、世界を潤します。
あなたの小さな善行、誰かへの思いやりは、決して無駄にはなりません。
フォースが万物を繋いでいるように、あなたの行いは巡り巡って、必ず誰かを助けます。
結果がすぐに見えなくても、信じて行動し続けることの尊さを説いています。
常行一直心

「常行一直心」。
常に真っ直ぐな心で生きる。
「直心」とは、嘘偽りのない、純粋な心のことです。
駆け引きや計算ではなく、素直な心で目の前のことに取り組む。
その純粋さが、物事の本質を見抜く力となります。
ルーク・スカイウォーカーが持っていたような、曇りのない心を持ち続けたいものです。
結果自然成

「結果自然成」。
結果は自然についてきます。
結果を求めて焦り、今をおろそかにしてはいけません。
「修行を終えれば強くなれるのか?」と未来ばかり気にするのではなく、今の一振りに命を込める。
プロセスを100%味わい尽くせば、結果はおのずとついてくるのです。
善因善果悪因悪果

「善因善果悪因悪果」。
原因と結果の法則です。
よい行いはよい結果を、悪い行いは悪い結果を生みます。
これは運命ではなく、自分の選択の結果です。
ダークサイドの誘惑に負け、安易な近道を選べば、その報いは必ず訪れます。
自分の全ての選択が、自分の未来を作っているという自覚を持つことです。
前後際断

「前後際断」。
過去と未来を断ち切れ。
クワイ=ガン・ジンも言いました。
「今この瞬間に集中しなさい」と。
終わった過去を悔やみ、まだ見ぬ未来を憂うことにエネルギーを使ってはいけません。
大切なのは「今、ここ」です。
この瞬間に全力を尽くすことだけが、未来を切り拓く唯一の方法です。
開門福寿多

「開門福寿多し」。
門を開けば福多し。
心を閉ざさず、オープンにすることです。
R2-D2のように、あけっぴろげで、素直に感情を表現することで、周囲との信頼関係が生まれ、良い循環が生まれます。
隠し事をせず、本音で生きることは、とても清々しく、福を招く生き方なのです。
一斬一切斬一染一切染

「一斬一切斬一染一切染」。
目の前の難関を一つ突破すれば、全てが拓けます。
デス・スター攻略も、まずは排熱孔への一撃から始まりました。
問題が山積みで途方に暮れそうな時こそ、まずは目の前の一つの関門を突破することに集中する。
その一点突破が、全体の解決へと繋がります。
而今

「而今(にこん)」。
今を大切に生きる。
過去の栄光にしがみつくのでもなく、未来を夢見るだけでもない。
「今」というこの瞬間を燃焼させること。
それが「生きる」ということです。
あなたの人生は、今の連続でしかありません。
この瞬間を大切に生きてください。
おすすめ本:スター・ウォーズ 禅の教え エピソード4・5・6
本の概要
毎日、誰かの期待に応えようと必死になって、気づけば「自分が本当に望んでいたこと」を見失っていませんか?
この本は、あなたが子どもの頃に夢中になったスター・ウォーズの名シーンを、禅の教えという新しいレンズで映し出すことで、「他人の人生」ではなく「自分の人生」を生きる勇気を静かに、でも確実に呼び覚ましてくれます。
ページをめくるたびに、ルークやヨーダの言葉が「今のあなた」に語りかけてくる不思議な感覚——それは、あなたの中に眠っていたフォースが目覚める瞬間かもしれません。
本の口コミ

スター・ウォーズの背景にあるものが見事に表現されていて、とっても楽しみながら、読んでいます。やっぱり、仏教は、禅は凄いのです。それをもっと多くの日本人に自覚していただくためにも、スター・ウォーズの仏教的な解釈はとても意味も意義もあると思います。

面白く、わかりやすく、楽な感じで伝わるので、悟りとか禅に興味がない人にもいいと思います。特にSWファンには(^_^)
まとめ
「今この瞬間が大切である」という教えは、現代社会を生きる私たちにとって、そして銀河の騎士にとっても普遍の真理です。
他人と比較せず、執着を手放し、今やるべきことに集中する。
その積み重ねが、自分自身の道を切り拓くのだと強く感じました。
May the Force be with you.
