続・ヒーローズ(株)!!!(北川恵海)
本の概要
ヒーローが職業として成立する世界を描くお仕事小説の続編。
今回は「ヒーローを支える裏方」にスポットを当て、働くことの意義や、誰かを応援することの尊さを温かく描く。
本の口コミ

前作以上の感動。表舞台に立つ人だけでなく、それを支える人々の想いに胸が熱くなります。チームで働くすべての人に読んでほしい。

「推し活」にも通じる、誰かを応援する喜びが描かれていて共感必至。読後は爽やかな風が吹き抜けるような、明日への活力が湧く一冊。

この本はヒーローズ(株) の続編でヒーロー製造会社に関する一冊。他人の夢を応援したいというヒーローサポートが印象に残ったなぁ。続編になるのでまずは1巻目を読んでから!
モモ(ミヒャエル・エンデ)
本の概要
時間泥棒から盗まれた時間を人間に取り返す、少女モモの冒険ファンタジー。
効率化を追い求めて心の余裕を失った現代社会への警鐘を鳴らす、大人こそ読むべき不朽の名作。
本の口コミ

子供の頃とは全く違う響き方をしました。「時間=いのち」というメッセージは、忙殺される毎日に立ち止まるきっかけをくれます。

モモの「聴く力」の凄さに改めて感動。ただそばにいて話を聞くことが、どれほどの癒やしと解決を生むのか、対話の本質がここにあります。

色々と考えさせられたが、特に印象に残ったのはジッと人の話を聞くことが人の役に立つという話と、タイパを突き詰めてしまうと心が貧しくなってしまうという話だったなぁ。
対岸の彼女(角田光代)
本の概要
立場の違う二人の女性の友情と葛藤を描く直木賞受賞作。
学生時代のいじめ、結婚、出産、仕事…女性が抱える孤独と、それでも他者と関わろうとする姿を繊細に切り取る。
本の口コミ

人間関係の煩わしさと、それでも人が恋しいという矛盾した感情が見事に言語化されています。読み終わった後、疎遠になった友人に連絡したくなりました。

「対岸」に見える相手も、実は同じような悩みを抱えているかもしれない。女性同士の連帯と、過去との和解を描いた傑作です。

孤独でいるのは嫌だけれども、複数の人間と関わるのも煩わしい。その中で気の合う人と出会えたとしても、環境の違いで会えなくなってしまうのは切ない。とても共感したなぁ。それでも人とは出会い成長し続けていかないとなと思ったなぁ。気になるあの人は今何をしているのかなぁ。
君と会えたから・・・(喜多川 泰)
本の概要
将来に悩む高校生が、不思議な少女から商売と人生の秘訣を学ぶ物語。
「与えること」こそが成功への道であるという真理を、爽やかな青春ストーリーに乗せて贈る自己啓発小説。
本の口コミ

ビジネス書の教えが物語としてスッと入ってきます。「ありがとう」を集める生き方は、商売だけでなく人生すべての指針になります。

号泣必至のラスト。読みやすくて深い、読書の入門書としても最適です。忘れかけていた純粋な気持ちを思い出させてくれました。

どうやったら儲かるかではなく、どうしたらありがとうと言ってもらえるか考えて行動する。それが結果的にお金につながっていくのだなぁ。また、ありがとうと言ってもらうように行動しようと考えるほうが、アイデアも浮かんでくる気がするなぁ。
スタートライン(喜多川 泰)
本の概要
進路に迷う高校生と、謎の運転手が繰り広げる人生の授業。
「何になるか」ではなく「どう生きるか」。
一度きりの人生を自分らしく歩み出すための勇気をくれる、再出発の物語。
本の口コミ

失敗や挫折は終わりではなく、そこが「スタートライン」だと教えてくれる。背中を優しく押してくれる言葉の数々に、何度も涙しました。

未来を信じる力の偉大さを痛感。若者向けに見えますが、人生の岐路に立つ大人の心にも深く刺さる、希望の物語です。

今まで辛いこともあったし、これからもあると思うけれども、誰がなんと言おうと、自分の将来は明るい!そう信じることなんだなぁ。友人や恋人との辛い別れもあったが、いつか笑って再会できることもあると信じて生きていきたいなぁ。
変な家(雨穴)
本の概要
YouTubeで話題沸騰の不動産ミステリーの書籍化。
一見普通の家の間取り図に隠された「違和感」を解き明かしていくうちに、恐ろしい事実に辿り着く。
間取りから広がる戦慄の物語。
本の口コミ

読み始めたら止まらない!会話形式でサクサク進むのに、ページをめくる手が震えるほどの不気味さが迫ってきます。

ミステリー初心者でも楽しめる没入感。想像力を掻き立てられる間取り図のギミックが秀逸で、自分の家の間取りも確認したくなります。

不気味な物語だったなぁ。育てられた環境によって変な価値観を持ってしまったらなかなか変えることは難しいなぁ。
変な家2 〜11の間取り図〜(雨穴)
本の概要
大ヒットミステリー待望の続編。
今度は11もの「変な家」が登場。
バラバラに見える間取りの謎が、やがて一つの巨大な闇へと繋がっていく。
前作を超えるスケールで描く、戦慄の連作短編集。
本の口コミ

パズルのピースがハマっていく快感と恐怖。11の間取りすべてに意味があり、伏線回収の鮮やかさに鳥肌が立ちました。

家の「機能」と人間の「狂気」が結びついた時の恐ろしさよ。前作ファンなら絶対に裏切らない、一気読み必至のエンタメ作品。

子供の頃に隠し部屋はワクワクする感覚があったが、その隠し部屋がある意味を考えてみると、実は恐ろしい真実があるのかもなぁ。あと、間取りが精神に影響を与えることもあることを考えると、家を建てる時は慎重に設計する必要がありそうだなぁ。あとはやはり不気味だったなぁ。

